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世田谷区・東急田園都市線「三軒茶屋」駅前で再開発進行中!まちづくり基本方針「三茶Crossing」とは?

都市計画・再開発/東京 ニュース

2021/03/07 配信

20年計画で進められる三軒茶屋駅周辺の都市整備。人々が自由に往来できる地下空間の創造など、シームレスな街づくりがイメージされている(三軒茶屋駅周辺 まちづくり基本方針資料より)
20年計画で進められる三軒茶屋駅周辺の都市整備。人々が自由に往来できる地下空間の創造など、シームレスな街づくりがイメージされている(三軒茶屋駅周辺 まちづくり基本方針資料より)

1981年より再開発が進んだ三軒茶屋
今後は「三角地帯」の開発に期待

渋谷から急行で5分。キャロットタワーや世田谷パブリックシアターといった若者に人気の施設がある一方で、一歩裏通りに入れば味わい深い商店街や飲食店が立ち並ぶ、東急電鉄「三軒茶屋駅」。

SUUMO住みたい街ランキング2020 関東版では30位以内にランキングインしており、若者から年配者まで幅広い層に人気の街である。

家賃相場はワンルームで9.2万円、1LDKで14.3万円と高めだが、(SUUMO 三軒茶屋駅の賃貸マンション家賃相場・賃料相場情報より)。ブランド力の高さと利便性のおかげで、賃貸需要も多いエリアといえるだろう。

これまで「三軒茶屋駅」周辺では、1981年に策定された「三軒茶屋地区市街地再開発基本構想」に基いて再開発が進められてきた。

この基本構想では「三軒茶屋駅」周辺を5つの工区に分けており、すでに第1工区(旧アムス西武)、第2工区(キャ ロットタワー)、第5工区(サンタワーズ)の整備が完了している。

ここで今後注目されるのが、いまだ開発の手が及んでいない、第3工区、第4工区の再開発だ。

第3工区は、ブンカ名店街とすずらん通りを中 心とした三軒茶屋の繁華街。そして、第4工区は、玉川通りと世田谷通りに挟まれた「三角地帯」と呼ばれるエリアである。

仲見世商店街など終戦直後建 設された商店が軒を並べ、レトロな雰囲気が人気のエリアだが、地権者には高齢者も多く、再開発に否定的な意見も少なくないそう。調整にはもう少し時間を要しそうだ。

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5つの工区に分けて行われる再開発。残っているのは第3工区と、「三角地帯」と呼ばれる第4工区の2エリアとなっている。(三軒茶屋駅まちづくり基本方針資料より)

20年計画で行われる街づくり
「三茶Crossing」とは!?

この第4工区の再開発を前に、世田谷区は2019年3月、「三軒茶屋駅周辺まちづくり基本方針」を策定。三軒茶屋のビジョンを、人と人、道路や鉄道、地上のまちと地下鉄など、多くのものがクロスする「三茶Crossing」と定め、20年計画で街づくりを行っていくと発表した。

対象となるのは、三軒軒茶屋交差点を中心とした概ね半径300m以内のエリア。現在は。「三軒茶屋駅」周辺地区の中心的な街区である三軒茶屋二丁目地区において 、地権者を中心に市街地再開発事業による街づくりの検討が行われているという。

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対象地域となるのは、田園都市線「三軒茶屋駅」周辺、半径300?のエリア。「池尻大橋駅」や「駒澤大学駅」も三軒茶屋生活圏として、この範囲への影響も考えながら検討が進められるという

公共の空間や動線の不足
建て替え困難な建築物などの課題も

「三軒茶屋駅」周辺の玉川通りや世田谷通りなどの幹線道路は歩道の幅が狭く、歩行者の安全が確保できないという課題があった。また、三軒茶屋駅周辺は幹線道路によって南北を分断されているという特徴もあり、これが回遊のしにくさにつながっている。

地下に「三軒茶屋駅」と地上をつなぐエレベーターやエスカレーターはあるが、いずれも数が少なく、バリアフリー観点での動線にも難点がある。

さらに、築40年以上経った駅施設や首都高速道路、一部建て替え困難な老朽建築物などの存在も、課題とされてきた。

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道路幅が狭く、歩行者の安全にも課題が残る「三軒茶屋駅」周辺の様子。築年数が古い建物も多く、今後の再開発に期待が集まる

これらの課題を受けて、今後はスムーズな移動や乗り換えができる歩行行者空間の創出や、多様な使い方のできるスペースの創出。また、東急田園都市線三軒茶屋駅と歩行者広場や建物を接続する地下通路など、地下空間の整備も検討されているそう。

さらに、歩行者の南北移動円滑化・ 断絶を解消する 回遊動線となる道路やスペースを整備することも計画に盛り込まれており、これが実現すれば、三軒茶屋の南北分断問題にも、明るい兆しが見えることだろう。

昨今、近隣の渋谷や二子玉川で再開発が進んでいることもあり、その間に位置する三軒茶屋の発展にも注目が集まっている。

計画が20年間と長期に渡るため、全容が見えてくるまでにはまだまだ時間がかかりそうだが、長期的な展望は明るいと予想される。今後も引き続き注目していきたい。

健美家編集部:(協力:斎藤一美)

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