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新宿ミラノ座、再開発決定で解体着手

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2015/12/11 配信

2014年末に閉館した新宿区歌舞伎町の映画館「新宿TOKYU MILANO」(新宿ミラノ座)の跡地活用に向けて再開発事業が動き出すことになった。

新宿ミラノ座は1956年12月に映画館やスケートリンクが入る「新宿東急文化会館」として開館、2014年12月までは4つの映画館(約2000席)やボウリング場、飲食店などが入居していた。だが、2007年以降に東京メトロ丸ノ内線新宿三丁目駅付近で「新宿ピカデリー」「新宿バルト9」と大型の映画館が開館した影響で、動員数が減少。建物の老朽化もあり、営業の継続を困難として閉館していた。

2015年12月には東急建設の施工で既存施設の解体工事に着手することになり、所有者の東急レクリエーションは事業化を推進を目的に、2015年11月13日付で土地・建物の一部を親会社の東京急行電鉄に譲渡している。これにより、東急グループ全体の資金やノウハウを活用、再開発を推進する意図。譲渡されたのは土地・建物の持ち分の「45%、譲渡価額は約53億円だ。

現在、東急グループの共同事業として再開発計画の策定が進められており、今のところ、「詳細は未定」(東急レクリエーション経営企画室)

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