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中央線沿線では最大規模の再開発で家賃も上昇傾向に:武蔵小金井に起きた変化とは

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2021/04/13 配信

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中央線沿線では
最大規模の再開発事業

武蔵小金井は、JR中央線で吉祥寺から西へ進んで4つ目の駅だ。

武蔵小金井では、2020年の秋に、JR中央線の沿線では最大規模の再開発事業が完了した。

再開発が行われたのは駅の南側であり、第1地区と第2地区の2フェーズに分けて計画された。

第1地区は駅の南口を出て西側が対象となっており、2011年に完了済みだ。

なお、開発によって新設されたビルにはイトーヨーカドーが入っている。

イトーヨーカドーは地下1階から4階の5フロアが店舗、5階から7階および屋上が駐車場となっており、同エリアでは最大規模のスーパーマーケットだ。

そのほか、従来は狭かった駅前広場が整備され、その面積は700㎡から6,300㎡と9倍にまで広くなった。

なお、JRの線路が高架化されて開かずの踏切がなくなっていたのもあいまって、駅前の交通利便性は格段に改善されたと言える。

第2地区は第1地区よりも南側のエリアが対象で、「ソコラ武蔵小金井クロス」というショッピングモールが完成した。

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ソコラ武蔵小金井クロス:高層マンションの下にはショッピングモールが入っている

ショッピングモールは3フロアで、郵便局や佐川急便のサービスセンターのほか、家電量販店など、イトーヨーカドーとは違う種類の店舗が入っている。

再開発で武蔵小金井に
起きた変化とは

交通利便性が改善されたほか、商業施設も増えた武蔵小金井ではどんな変化が起きたのか、地元の不動産会社である有限会社本間不動産の本間氏に話を伺った。

再開発の前後で比較すると、ファミリータイプの物件では家賃に若干の上昇傾向があるという。

「武蔵小金井はもともと公園など緑や学校の多いエリアです。再開発で買い物もしやすくなったので、子育ての環境と買い物の利便性を評価する若いファミリーが増えたと感じます。武蔵小金井では、以前は単身者の入居者の方が多かったのですが、ファミリーが増えて半々程度の割合になってきました。家賃に関して言うと、例えば2LDK~3LDKの物件は、以前は家賃が16万円~17万円程度でしたが、最近では20万円を超えても借り手がつくようになっています。」

もともと、武蔵小金井は通勤利便性も高い。JR中央線の始発電車が出るため朝は座って通勤できる。また、新宿まで25分と都心へのアクセスも良好だ。

以前は吉祥寺や国分寺の陰に隠れている感もあった武蔵小金井だが、最近では武蔵小金井のほうに魅力を感じる人も増えている。

「中央線沿線でいうと、武蔵小金井の東には、住みたい街ランキングで有名な吉祥寺があります。以前は、吉祥寺に住みたいけれど、家賃が高くて住めないから武蔵小金井で家を探しているという人もいました。実際のところ、吉祥寺の家賃は武蔵小金井よりも1割から2割程度高いです。しかし、最近では、最初から武蔵小金井で家を探す人も増えています。」

なお、武蔵小金井が変化した最初の契機は2010年11月に完了したJRの高架化だという。

「線路が高架化して、高架下にnonowaというショッピングモールができてから、街の雰囲気が変わってきました。それ以降は家族連れが増えて人口も増加しています。」

第1地区の再開発が終わってイトーヨーカドーができたのは2011年なので、2010年~2011年の時期に、武蔵小金井が変化するきっかけは既にあったとも言える。

また、近年では周辺で投資用物件を探す投資家も増えてきた。

「数年前から収益物件を探す人も少しずつ増えているように感じます。最近では、東小金井のほうですが、1棟ものRCマンションの取引を取り扱いました。なお、東小金井でも土地区画整理事業が進んでおり、居住者や商業地が増えつつあるので、賃貸の需要も上がり、今後住宅地の価格が上がってくると思います。」

JR中央線沿線には、吉祥寺のほかにも中野など知名度の高いエリアがある。

しかし、すでに、武蔵小金井を含む西側のエリアも投資の対象として検討できるようになっていると言えるだろう。

取材・文:秦 創平

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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