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文教大学「東京あだちキャンパス」で6校目! あの足立区にどうして大学が増えるのか?

都市計画・再開発/東京 ニュース

2021/04/14 配信

文教大学あだちキャンパス
国際学部と経営学部が全学年一斉に移転した

2021年3月20日に文教大学「東京あだちキャンパス」の開設記念式典が行われた。

4月より湘南キャンパスにあった国際学部と経営学部の全学年が一斉に移転している。収容定員数は合わせて1640人。

最寄駅は東武スカイツリーライン谷塚駅 。このほか竹ノ塚駅、つくばエクスプレス六町駅が比較的近い。

足立区長の近藤やよい氏が来賓祝辞として「文教大学には、千住地域にある5つの大学とはまた違った新しい化学反応に期待している」と述べた。

花畑(はなはた)団地周辺地区まちづくり協議会は、大学に感謝状を贈呈。地域から大学への大きな期待がうかがえる。

千住エリアに5つの大学
学生数は1万5000人を数える

東京電機大学 東京千住キャンパス
東京電機大学 東京千住キャンパス

文教大学以外にも足立区には5つの大学がある。しかも、千住エリアに集中しているところが特徴だ。

北千住駅東口からすぐのところにあるのが東京電機大学「東京千住キャンパス」。移転は平成24年と比較的最近である。

同大学の影響で駅周辺の街並みは大きく変わった。古くからの繁華街が広がる西口と対照的な雰囲気になっている。

北千住駅西側
北千住駅の西口近くには、雑多な雰囲気が残る。

東京電機大学のほかには、放送大学「東京足立学習センター」が平成5年、東京藝術大学「千住キャンパス」が平成18年に開設された。

北千住駅からは少し離れるが、平成19年に開学した東京未来大学と、平成22年に開設された帝京科学大学「千住キャンパス」もある。

東京藝術大学 千住キャンパス
東京藝術大学 千住キャンパス

そもそも平成に入るまで足立区に大学がなかったのは、工業等制限法の影響で誘致できなかったからである。この法律により、工場のみならず大学や専門学校も区内に開設できなかった。工業等制限法が廃止された2002年から積極的に誘致を行い、今に至る。

まさに今、足立区にある6つの大学の学長と足立区長・副区長・教育長をはじめ各部の部長が一堂に会して意見交換を行う「学長会議」を定期的に開くなど、連携を強めているところだ。

足立区は「大学がもたらす活力に期待している」と明確にメッセージを出している。今後も連携の輪が広がっていくことだろう。

大学のまちに生まれ変わった千住
陸の孤島と呼ばれた花畑はどうなる?

かつて足立区は交通インフラの整備が進んでいなかったため、23区内でみると開発が遅れていた。開発の余地が残されていたからこそ、大学の都心回帰の流れにのり、雑多な雰囲気の千住を「大学のまち」へと変貌させることができたのだろう。

また現在、北千住駅には、東京メトロ千代田線、日比谷線、JR常磐線、東武スカイツリーライン、つくばエキスプレスが通っている。千住新橋駅、京成関屋駅から京成本線の利用も可能だ。都内はもちろん、埼玉、千葉などから通学しやすいことも大学のまちを目指す上でプラスに働いたのではないか。

放送大学 東京足立学習センター
放送大学 東京足立学習センター
帝京科学大学 本部
帝京科学大学 本部

では新しく文教大学「東京あだちキャンパス」が生まれた花畑(はなはた)地区はどうか。

花畑地区は都内有数の大規模団地を抱えている。団地の老朽化が問題になっており、高齢者の割合が非常に高い地域だ。駅からも遠く「陸の孤島」と言われてきた。

文教大学「東京あだちキャンパス」
文教大学「東京あだちキャンパス」

今回、キャンパスが開設されたのは老朽化が進んでいた花畑団地の跡地である。

地域の課題と向き合いながら、まちづくりを行う人たちにとって、文教大学「東京あだちキャンパス」の誕生はまさに悲願だっただろう。地域の交通利便性向上に貢献するため、文教大学が敷地の一角をバス転回場として提供するなど、地域と大学の協力関係が生まれているようだ。

不動産投資の視点で考えると、これまで花畑地域はノーマーク、むしろ避けられてきたエリアであろう。ゆえに、安く放置されている物件もありそうだ。ただし、土地柄古い物件が多いため、学生の需要を見込むのなら一工夫必要になるだろう。

文教大学「東京あだちキャンパス」による影響は未知数ではあるが、勝ち筋が見えるのであれば、割安な物件を探してみるのもいいかもしれない。

健美家編集部(協力:外山武史)

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