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港区・西麻布三丁目に地上55階建ての超高層ビル誕生!周辺の地価上昇はさらに続く!?

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2021/04/27 配信

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西麻布三丁目の再開発計画により新たに誕生する、高さ約200mの再開発ビル完成イメージ図(野村不動産、ケン・コーポレーションリリースより)

高いブランド力を誇るセレブな街
地価上昇を続ける「西麻布」

六本木、青山、白金と並ぶ、港区の人気エリアの1つ「西麻布」。東京メトロ「六本木駅」、「広尾駅」、「表参道駅」が利用可能で、洒落たレストランやブティックなどが点在する、落ちついた大人の街だ。

周辺にはイエメン大使館やウクライナ大使館、ウルグアイ大使館など多くの大使館が点在しており、外国人の姿が多く見られるのもこのエリアの特徴。

高級賃貸マンションやタワーマンションが多いが、物件数自体が少ないこともあり、賃貸相場はかなり高め。居住者も高所得者が多く、芸能人や大使館関係者などが住まうセレブな街として、不動の地位を獲得している。

住友不動産がまとめている「地価動向(公示価格・基準地価)」によると、西麻布三丁目の基準地価は、2020年で1,770,000(円/m2)。

2011年、1,310,000(円/m2)からの推移を表したグラフからもわかるように、その数字はまさにうなぎ上り。都内屈指の「資産価値が落ちにくい街」といえるだろう。

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2012年から2020年まで右肩上がりを続ける西麻布三丁目の地価(住友不動産「地価動向(公示価格・基準地価)」より)

六本木ヒルズのすぐそばに
高さ200mの再開発ビルが誕生予定

そんな西麻布という街のブランド力を、さらにアップしそうな再開発が進行中である。それが、住宅・事務所・商業・ホテルの超高層棟と三寺社からなる複合再開発 「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」だ。

事業者として野村不動産、ケン・コーポレーション、 竹中工務店の3社が参加しており、2004 年 5 月にまちづくり協議会が発足、2013 年 3 月に市街地再開発準備組合が設立された。

2019 年 4 月 19 日、事業者が連名で発表したリリースによると、開発地は東京メトロ日比谷線、都営大江戸線「六本木」駅から西へ約 300mの、「六本木ヒルズ」に隣 接する区域。

港区のホームページによると、同区域は、面している補助第10号線(テレビ朝日通り)が未整備で歩道が狭く、無信号交差点に面していること、旧耐震基準の建築物が多いこと、オープンスペースが不足していることなどの課題を抱えていたそう。

今回の再開発ではこの補助10号線を拡幅し、歩行者デッキや広場等のオープンスペースを設けるなど、幹線道路沿道に相応しい街づくりが推進されるという。

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計画地は六本木ヒルズの西側、テレビ朝日通りを挟んだ場所に位置する(野村不動産、ケン・コーポレーションリリースより)

2020年9月9日の東京都のリリースによると、開発地の建築面積 は約5,090㎡、延べ面積は 約99,700㎡の規模。

4つの街区に分かれており、その内訳は、A街区約96,000㎡、B1街区:約950㎡、B2街区: 約830㎡、B3街区:約950㎡となっている。

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再開発の配置図。住宅とホテルを備える再開発ビルが建築されるほか、寺社の再整備、周辺の広場や道路、歩行者道路の整備も行われる(野村不動産、ケン・コーポレーションリリースより)

A地区にはA街区地下3階、地上55階の再開発ビルが建設される予定となっており、住宅、事務所、商業、ラグジュアリーホテル、子育て支援施設などが入るとのこと。さらにB1~3地区の 3つの寺社も再整備されるという。

ちなみに、再開発ビルの高さは約200m。六本木ヒルズの森タワーの高さが238mということで、完成すれば、これに匹敵する高さのビルが、テレ朝通りを挟んだ反対側に誕生することとなる。

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A地区に建設予定の再開発ビル完成イメージ図(野村不動産、ケン・コーポレーションリリースより)
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開発地周辺には人々が憩える広場など、公共のスペースも整備されるという(野村不動産、ケン・コーポレーションリリースより)

スケジュールは、2021年度に権利変換計画認可、2022年度に工事着工(解体工事含む)、2026年度に工事竣工予定とのこと。

この再開発により、周囲の景観も大きく様変わりすることだろう。資産価値が落ちにくい街、西麻布のブランド力が、今回の再開発でさらに強固なものとなりそうだ。

健美家編集部(協力:斎藤一美)

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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