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東京都足立区、JR・千代田線「綾瀬駅」前で大規模再開発が進行中

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2021/09/02 配信

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都心へのアクセスの良さと
賃貸相場の安さが人気の「綾瀬駅」

東京都・足立区に位置する「綾瀬駅」。東京メトロ千代田線、JR常磐線の2路線が乗り入れており、大手町まで約20分、霞が関まで約25分と、都心へのアクセスも良好。ラッシュの時間帯には千代田線の始発もあり、少し並べば座ることができる。

都心へのアクセスが良い割に家賃相場が手頃なのも特徴で、ワンルームで6.71万円、1DKで6.96万円、2LDKで10.86万円ほど(LIFULL HOME’S 綾瀬駅の家賃相場情報より)。

駅前にはイトーヨーカドーがあり食料品・衣料品、家具家電など大体の物はここで揃うほか、東急ストアやベルクス足立綾瀬店など遅くまで営業しているスーパーが多いので、買い物にも不便はない。

都心と比べると物価が割安なこともあり、働く若い世代や学生には便利で暮らしやすい街といえるだろう。

このように住むうえでメリットの多い「綾瀬駅」だが、駅前周辺の開発が進んでおらず、街並みがやや垢抜けないなどのデメリットもある。「足立区は治安があまり良くない」というイメージも残っており、イメージ戦略を含めたまちづくりが期待されていた。

東綾瀬駅東口周辺のまちづくりを
綾瀬地区全体に広げて検討中

そんな「綾瀬駅」周辺では平成30年より、新たなまちづくりに向けた計画が進んでいる。

足立区は、平成30年11月に「綾瀬駅東口周辺地区まちづくり協議会」を発足。さらに令和2年7月には、「綾瀬駅東口周辺地区 地区まちづくり計画」を策定した。

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計画地の土地利用計画図(綾瀬東口周辺地区まちづくり地区計画より)

この「綾瀬駅東口周辺地区 地区まちづくり計画」よると、もともと綾瀬駅東口には駅前広場がなく、歩行者、自転車、バス、タクシー、一般車が錯そうしているほか、駅前の商業・集会施設が撤退した後の土地が活用されていないなどの課題があったという。

このため、駅前の交通利便性の向上、商業施設誘致による利便性の向上、公園を活用した緑と調和する街並みの創出、区有地の活用などを4つの柱とし、令和3年度から地区計画・用途地域の変更などに着手している。

当初、開発計画は東口周辺14haの土地だったが、令和2年11月には、「もっとまちづくりの範囲を広げて検討してほしい」という声を取り入れ、対象エリアを綾瀬地区全体に検討範囲を拡大すると発表。

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まちづくりの範囲が当初の綾瀬駅東口周辺から、綾瀬地区全体に拡大。より大がかりな計画が始動することになった(綾瀬駅周辺地区まちづくりニュースより)

「まちづくり協議会」の名称も「綾瀬駅周辺地区まちづくり協議会」と変更し、令和3年3月に、まちづくりの計画を広報する「まちづくりニュース」も創刊した。

この「まちづくりニュース」創刊号によると、開発地を駅前大規模用地地区 B 約 0.5ha、駅前大規模用地地区A 約 0.6ha、公共施設地区 約 2.2haの3地区に分類。

そのうえで、建築物等の用途の制限、敷地面積の最低限度。壁面の位置の制限、後退区域の工作物の設 置の制限、形態・意匠・色彩の制限、垣・柵の構造の制限などを定める地区整備に関する6つのルールを制定し、これに準じたまちづくりを行っていくという。

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綾瀬駅東口駅前の地区計画。エリアを3つに分割し、各々に該当する6つのまちづくりに関するルールを策定した(「まちづくりニュース」創刊号より)

具体的な建築計画などはまだ未定だが、これから徐々に明らかになっていくことだろう。今後「綾瀬駅」周辺がどう変わっていくのか、引き続き計画の進捗を見守りたい。

健美家編集部(協力:斎藤一美)

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