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品川区・東急大井町線「戸越公園駅」前に地上23階、高さ約88mの再開発ビル2021年10月に着工!

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2021/11/03 配信

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東急大井町線「戸越公園駅」改札、品川まで15分と都心へのアクセスの良さが魅力だが、駅の規模は比較的小さく、駅周辺も昔ながらの住宅街といった雰囲気
品川まで約15分、商店街や公園に恵まれた
住環境の良さが魅力の「戸越公園駅」
東京「大井町駅」と神奈川の「溝の口駅」を結ぶ東急大井町線。その「大井町駅」から2駅目にあたるのが「戸越公園駅」だ。
「大井町駅」からJR京浜東北線に乗り換えれば、品川まで約15分、東京駅まで約27分。横須賀線・湘南新宿ライン「大井町駅」や都営地下鉄浅草線の「戸越駅」、東急池上線「戸越銀座駅」までも徒歩圏内のため、複数の電車を利用可能。
このため通勤・通学にも便利な「戸越公園駅」だが、駅前は比較的のどかな雰囲気。駅周辺には「戸越公園中央商店街」と「戸越公園駅前南口商店街」が連なるほか、「戸越公園」や「文庫の森」などの 大きな公園が複数あり、静かで緑豊かな住環境が魅力である。
しかし一方で、老朽化した建物が密集しており、緊急車両の接近が困難であるなど、防災面及び安全面の課題も抱えていたという「戸越公園駅」周辺。
これらの課題を解決すべく、2013 年に再開発準備組合が設立。2018年3月に都市計画が決定し、同12月に参加組合員として三菱地所レジデンス、大成建設、東京急行電鉄、一般財団法人首都圏不燃建築公社、大成有楽不動産が参画する「戸越五丁目 19 番地区第一種市街地再開発事業」本組合が設立。再開発事業計画が進められてきた。
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「戸越公園駅」周辺の街並み。商店街などもあり買い物には不便はないが、周囲に大型商業施設などはなく、老朽化した建物が密集しているという課題もあった
駅から徒歩1分!店舗兼住宅の再開発ビルが
2024年5月に竣工予定
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駅改札を出て左手すぐの場所にある開発地の様子(2021年10月30日撮影)。工事は2021年10月8日に着工しており、着々と工事が進んでいる
開発地は、駅の改札を出て左手、徒歩1分の場所。ここに、地上23階、地下1階、高さ84.88m(最高88.08m)、総戸数241戸の店舗付きタワーマンションが登場する予定で、建物面積は2,392.01㎡、建築面積は1,323.23㎡、延床面積は22,286.64㎡の規模となる。
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「戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業」位置図。計画地は「戸越公園駅」から徒歩1分という好立地にある(東京都ホームページより)

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再開発ビル断面図(東京都ホームページより)。地上23階、地下1階建て、1,2階は店舗と駐車場が入り、3階以上は住居となる予定
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再開発ビルイメージパース(東京都ホームページより)。周囲に高い建物がない立地のため、完成時はかなりのインパクトが期待できる
1~2階に店舗や駐車場を設置、3階以上に住宅241戸(権利者住戸含む)を設ける予定とのこと。2021年10月8日に起工式が開かれており、既に着工済み。 2024年5月に竣工を予定している。
この再開発事業により。 災害に強い市街地の形成を図るほか、
駅に隣接する立地環境を活かしながら、 駅周辺一帯を牽引する賑わいを創出する店舗や、新たな居住者を誘導し定住人口の増加に繋がる都市型住宅を整備。
また、歩行者空間の整備 散策や敷地内通路、広場を整備することで、周辺住民の利便性の向上とともに、駅周辺の歩行者ネットワークの強化を図るという。
開発地周辺には高い建物や新しい建物はないため、この再開発ビルの登場で、駅前の景色は大きく変化することだろう。新しい住人の流入と共に、街の活性化にも期待したい。

健美家編集部(協力:斎藤一美(さいとうかずみ))

斎藤一美

■ 主な経歴

ファイナンシャル・プランナー(AFP)。
大手情報誌出版社にて金融情報誌のデスク業務やWEBメディアの立ち上げ・運営・メンバー育成業務などに携わった後、2007年にフリーの編集者・ライターとして独立。
現在は金融・不動産・保険分野を中心に、雑誌やWEBメディア、社内報などで執筆・編集を行うほか、金融初心者をターゲットとしたメディアアドバイス業務なども行っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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