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東京都葛飾区の新小岩駅南口で市街地再開発が進行中。下町のイメージを変えていく一歩になるか

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2022/09/29 配信

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駅南口の目前が
再開発対象エリア

東京都東部にある葛飾区のJR新小岩駅前で市街地再開発が進んでいる。

再開発の対象となっているのは駅の南口を出てすぐのエリアで、広さは約1.5ヘクタール。

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再開発エリアに指定されているのは、駅前広場と駅前商店街であるルミエール商店街の一部だ。

※引用:葛飾区

再開発エリアは地区計画の一部に含まれており、A地区とB地区の2つに分かれている。

A地区では駅利用者の利便性向上を図るべく商業・業務・サービス機能の強化を図り、B地区では低層部に業務・商業機能の強化につながる施設・高層部に居住環境の整備につながる機能を持たせるとされている。

この方針のもと、A地区では商業施設とオフィスの複合施設、B地区ではゲタ履きのタワーマンションが建てられる。

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完成建物を東側から見たイメージ図。A地区建物の右側に駅がある形となる。

※引用:葛飾区

A地区の建物は2つに分かれており、A-1棟は地上9階・地下1階建て、A-2棟は地上12階・地下1階建てとなる。

B地区の建物は地上39階・地下2階建てで、イメージ図を見る限りでは少なくとも1階〜4階までが商業施設になるようだ。

建物の建築は、三井不動産レジデンシャルと財団法人首都圏不燃建築公社が担うことも決まっている。

今後、2024年度に建築工事着工・2029年度に建築工事が竣工する予定。

再開発の対象エリアは「新小岩駅南口地区地区計画区域」の一部だ。

「新小岩駅南口地区地区計画」は、新小岩駅の駅前を葛飾区の顔とするべく区内の中心拠点を整備する目的で定められた。

地区は新小岩駅の駅舎も含んでおり、全体の広さは約4.5ヘクタールだ。再開発エリアは地区計画のうち約3分の1を占める計算となる。

南口と北口とで
異なる印象を与える街並み

地区計画の目的は、交通課題の解決・憩いの場の創出・災害対策強化などだ。

一方で新小岩駅の北口と南口とを比較すると、南口にはバスターミナルがあるが北口にはない。

また、南口には「ルミエール商店街」という商店街があるが、北口には商店街がない。

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新小岩駅南口にあるルミエール商店街。駅前広場の信号を渡ってすぐのところに入口があり、全長450mに渡るアーケード商店街が広がっている。

現状、南口と北口をつないでいるのは平和橋通りだけだ。駅構内を通り抜ければ南口から北口へ抜けられるが、駅の中を通らない場合は平和橋通りを通るしかない。

北口を出て左側には都営住宅が広がっており、北口周辺にはどちらかというと住宅街とも思えるような印象を与える光景が広がっている。

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写真右手に写っているのが、新小岩駅前に建っている都営住宅。都営住宅の隣には野球場も備えた公園が広がっている。

北口周辺にもお店があるものの、道幅が狭く古い建物も多いため、南口と北口とでは印象が異なることは事実だ。

現状決まっているのは南口周辺の開発だけだが、今後開発の手が北口にも広がっていくのか期待したいところだ。

なお、古い建物が多いという点は南口周辺も同様となっている。さらに、現在に限って言うと、駅の建物にも工事の囲いが立っているため雑多な印象は特に強いと言えるだろう。

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新小岩駅南口の入口。現在は工事の囲いが立っている。

交通課題の解決や災害対策といった狙いには、古い建物を更新して歩行者導線を改善したいという意図が見受けられる。

新小岩は東東京の下町という印象も強く、不動産投資の目線で見ると、入居者の好みが分かれるようなエリアだと言えるだろう。

現状では、洗練された都会のような町に住みたいと思う人たちに選ばれやすいエリアではない。

駅前再開発は街の印象を大きく変えるものなので、再開発によって新小岩の印象がどうなっていくのか要注目だ。

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取材・文:秦創平(はたそうへい)

https://writing-portfolio.com/

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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