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渋谷駅南西部2.6haの大型プロジェクト!渋谷区・桜丘口で再開発ビル上棟

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2022/11/18 配信

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「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」A街区に建築中の地上39階、地下4階、高さ約179mの再開発ビル(2022年11月撮影)

懐かしい雰囲気が残る渋谷駅桜丘口地区に
2023年11月、新たなランドマークが誕生予定

100 年に一度とも言われる再開発ラッシュが続いている「渋谷駅」周辺。2018年に「渋谷ストリーム」、2019年「渋谷スクランブルスクエア」、「渋谷フクラス」が登場し、その姿もすっかり一変した。

同エリアの再開発は現在も進行中で、今後は「渋谷駅桜丘口地区」が2023年度竣工予定、「渋谷二丁目17地区」が2024年度竣工・開業予定となっている。

今年9月には「渋谷駅桜丘口地区」の「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」(所在地:東京都渋谷区桜丘町、道玄坂一丁目、各地内)が上棟した旨のリリースが発表された。

相次ぐ渋谷駅周辺の再開発において、渋谷駅中心地区の都市基盤整備を完成させるための重要な役割を果たす同プロジェクト。

開発地はJR「渋谷駅」西口を出てすぐのところにある、首都高246号線と、山手線に挟まれた2.6haの土地。周辺には古くから残る建物も多く、どこか懐かしい雰囲気が残るエリアだ。

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渋谷区桜丘地区の様子。古くからある建物も多く昔ながらの街並みが残る
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開発地配置図。A街区・B街区・C街区の3つに分けられて再開発が進んでいる(リリースより)
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渋?駅中?地区(2022年9?撮影)。桜丘口地区開発地は「渋谷ストリーム」や「渋谷フクラス」からもほど近い(リリースより)

開発地はA 街区・B街区・C街区の3つの街区に分けられており、 A 街区は延床面積約 184,700 ㎡/地上 39 階、地下 4 階/高さ約 179m/用途:事務所、店舗、駐車場等

B 街区は延床面積約 69,100 ㎡/地上 30 階、地下 1 階/高さ約 127m/用途:住宅、事務所、店舗、サービスアパートメント

C 街区は延床面積約 820 ㎡/地上 4 階/高さ約 16m/用途: 教会等

となっている。

C街区は2020年5月に竣工済み、A地区・B地区は2023年11月に竣工予定だ。

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西側から見た再開発ビル外観イメージ(リリースより)
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A街区の建築現場に掲示されている建築計画(2022年11月撮影)
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B街区の建築現場に掲示されている建築計画(2022年11月撮影)

リリースによると、本事業の特徴は以下の2つ。

1.駅周辺、駅・周辺市街地をつなぐ道路・歩行者ネットワークの整備 都市計画道路(補助線街路第 18 号線)の整備や歩行者ネットワークの形成を通して渋谷駅前にふさわしい交通結節機能の整備を図り、渋谷駅南?部一体のまちの活性化に繋げる。

  1. 国際競争力の強化に資する都市機能の導入 ハイグレードオフィスや商業施設、住宅に加え、国際競争力の強化に資するグローバル対応のサービス アパートメント、国際医療施設、子育て支援施設等の多様な機能の整備により、多様な世代が住み、訪れる、活力のあるまちを目指す。

また、渋谷駅の新たな交通拠点を担う駅舎の整備に協力し、駅や周辺地区を結ぶ歩行者専用通路や都市計画道路 (補助線街路第 18 号線)横断のための歩行者デッキ、周辺地区と連携した立体的縦軸動線「アーバン・コア」 を整備。

地形の高低差や鉄道、国道 246 号による地域の分断を解消、駅・周辺地区との回遊動線を構築し、多層の歩行者ネットワークを整備することで、駅周辺全体の回遊性の向上を図るとしている。

整備内容図を見ると、近隣の「渋谷スクランブルスクエア」、「渋谷フクラス」、「渋谷ストリーム」へのアクセスや渋谷三丁目方面、南側市街地へのアクセスもより便利になる模様。

回遊性がアップすることにより、渋谷の街全体の活性化も期待できそうだ。

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整備内容図(リリースより)。周辺の再開発ビルを始め、渋谷三丁目、南側市街地へのアクセスも整備される予定となっている

このほか、街区再編や老朽化した小規模建築物の共同化等による防災性の向上をはかるとともに、災害に強いまちづくりや地上、屋上、壁面等を活用した立体的な緑化を推進。

太陽光発電等 の自然エネルギー利用等の環境負荷低減にも取り組んでいくとのこと。

まだまだ進化し続ける渋谷の街。全容が見えるまでまだ時間がかかりそうだが、その時を楽しみに待ちたい。

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健美家編集部(協力:斎藤一美(さいとうかずみ))

■ 主な経歴

ファイナンシャル・プランナー(AFP)。
大手情報誌出版社にて金融情報誌のデスク業務やWEBメディアの立ち上げ・運営・メンバー育成業務などに携わった後、2007年にフリーの編集者・ライターとして独立。
現在は金融・不動産・保険分野を中心に、雑誌やWEBメディア、社内報などで執筆・編集を行うほか、金融初心者をターゲットとしたメディアアドバイス業務なども行っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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