東京メトロの表参道駅から歩いて数分。青山通りのすぐ裏手にある都営青山北町アパートがいよいよ建替えられる。現状は25棟の4〜5階建ての建物が広い敷地の中に点在しており、土地の有効活用の面からもここ10数年以上建替えが噂されていたが、ようやく、である。 「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」の対象地は都有地4haを含む、5.8haで前述したように表参道駅至近の一等地。今後は港区が策定した「青山通り周辺地区まちづくりガイドライン」を踏まえ、青山通り沿道との一体的なまちづくりを段階的に進めていくという。当然ながら、民間開発を誘導、質の高い、最先端の文化・流行の発信拠点として整備を進める予定だ。

都有地4haのうち、都営住宅建替には1haをあて、建物は20階建てに集約、高層化し、戸数としては300戸を計画。低層部には保育園と児童施設を併設、敷地内には児童遊園も整備される。 それ以外では民活事業に0.8ha、沿道一体型開発検討区域に1.8haを充て、新たな道路に0.3haを充てる。今後、2月1日に民間事業者を対象に説
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