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中央区「月島三丁目」で住宅・商業・子育て支援施設のミクストユースプロジェク進行中!

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2022/12/09 配信

地上48 階の再開発ビルイメージパース(リリースより)
総戸数 744 戸の共同住宅と商業施設、子育て支援施設を完備した「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」再開発ビルイメージパース(リリースより)

子育て支援施設を完備した再開発ビル登場で
ファミリー世帯の流入に期待

もんじゃストリートのある町として、観光客からも人気を集めている東京メトロ有楽町線「月島」駅、そして、再開発が進み、近代的なマンションが立ち並ぶ都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅。

現在この両駅の間、清澄通りに面した区域で「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」(所在地東京都中央区月島三丁目 27 番の一部,28 番,29 番,30 番)が進行している。

同プロジェクトの発端は、2008 年 4 月の「まちづくり勉強会」の発足。以降、2014 年3月の「月島三丁目 28,29,30 番地区市街地再開発準備組合」発足を経て、2022年11月17日、権利変換計画について東京都知事の認可を受けた。

計画地は都営大江戸線「勝どき駅」から徒歩3分、都営大江戸線・東京メトロ有楽町線「月島駅」から徒歩4分ほどの場所。

事業者である三井不動産レジデンシャル株式会社、野村不動産、大成建設株式会社の3社が発表したリリースによると、計画地は築年数の経過した木造家屋の密集や広場の不足等の課題を抱えており、防災機能の向上と都市機能の更新が求められていたとのこと。

今回の再開発では、これらの課題を解消するとともに、新たな再開発ビルの建設により、エリアの活性化を図るという。

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再開発が進み高層ビルやマンションが立ち並ぶ「勝どき」エリア
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下町らしい雰囲気を残す「月島」の「西仲通り一番街」
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計画地は「月島駅」と「勝どき駅」の間の清住通沿いにある(リリースより)
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敷地配置図。A敷地とB敷地に分けられており、A 敷地には地上48 階地下 1 階、制振構造、総戸数 744 戸の共同住宅と商業施設が登場する(リリースより)

再開発は約 1.0haの計画地をA 敷地(敷地面積約 5,600 ㎡、延床面積76,000 ㎡)とB 敷地(約 900 ㎡、延床面積約 1,200 ㎡)の2つに分けて進められており、A 敷地には地上48 階地下 1 階、制振構造、総戸数 744 戸の共同住宅と商業施設を整備。

そしてB 敷地に地上2階建の商業施設と保育所を整備することで、共同住宅と商業・子育て支援施設のミクストユースの街づくりを目指すという。

このほか、歩道状空地の確保による、ゆとりある歩行者空間の整備、災害時の避難スペース・緊急車両進入経路の確保も実現。

また、地域に開かれたオープンスペースとして緑あふれる広場を設置するとともに、建物内の一部には 帰宅困難者や地域住民のための避難・一時滞在施設を用意することで、防災機能の向上も図る。

今後のスケジュールは2023 年度に本体工事着工予定、そして 2027年度に竣工予定を目指すとのことだ。

ちなみにこのプロジェクト計画地の近隣では、住友不動産、東京建物、大和ハウス工業、首都圏不燃建築公社が参加組合員となる再開発事業「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」も進行している。

こちらのプロジェクトでは総戸数約1,300戸の住宅、商業施設、保育所、 デイサービス等を備える最高高さ約199mのタワーマンションが誕生する予定となっており、2022年度着工、2025年度竣工が予定されている。

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「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」位置図(リリースより)

子育て・介護に関する施設やサービスも盛り込まれた再開発ということで、子育て世代や親の介護が必要となる世代からも注目を浴びそうな両プロジェクト。これらの完成が「月島」、「勝どき」エリアへの人口流入の呼び水となってくれることを大いに期待したい。

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健美家編集部(協力:斎藤一美(さいとうかずみ))

■ 主な経歴

ファイナンシャル・プランナー(AFP)。
大手情報誌出版社にて金融情報誌のデスク業務やWEBメディアの立ち上げ・運営・メンバー育成業務などに携わった後、2007年にフリーの編集者・ライターとして独立。
現在は金融・不動産・保険分野を中心に、雑誌やWEBメディア、社内報などで執筆・編集を行うほか、金融初心者をターゲットとしたメディアアドバイス業務なども行っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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