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日本橋川沿い再開発で2026年に新たなランドマーク登場! 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2022/12/22 配信

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「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」がいよいよ着工(2022年12月10日撮影)

2026年3月末、日本橋に「コレド日本橋」に続く
第二のランドマークが竣工予定

現在、コレド日本橋に隣接する約3.0haの土地で「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」が進行中だ。

12月7日、事業者である三井不動産と野村不動産の2社は、同プロジェクトが12月6日に着工したと発表した。再開発ビルの竣工は2026年3月末に予定されている。

同プロジェクトの計画地はA~Cの3街区で構成されており、メインタワーが位置するC街区(超高層棟/地上52階、建物高さ約284m)は、オフィス・ホテル・居住施設・商業・MICE・ビジネス支援施設の6つの用途で構成された大規模ミクストユース施設となる予定。

C街区地下1階レベルでは、整備予定の地下歩道を通じて、東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅に直結。

また、新たに都営浅草線「日本橋」駅の改札を整備することにより、乗り換えすることなく羽田空港へ約30分・成田空港へ約60分でアクセス可能となる。

将来的には周辺街区の開発に伴い東京駅日本橋口より「日本橋駅」まで地下通路が整備される予定となっており、さらなる交通利便性向上も見込まれている。

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C地区に掲示されている「建築計画のお知らせ」(2022年12月10日撮影)
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再開発が進み、景色が変わりつつある「日本橋」エリア(2022年12月10日撮影)

A街区では中央区指定有形文化財に指定されている「日本橋野村ビル旧館」の風格ある外観を保存活用し、日本橋の伝統と文化を受け継ぎつつ地域全体のさらなる賑わい形成を図るとのこと。

B街区はA街区との一体感ある景観を醸成し、多様なライフスタイルに対応可能な約50戸の住戸を計画。日本橋川沿いの賑わいにつながる商業空間の創出を図るとしている。

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計画地位置図(リリースより)。計画地は「コレド日本橋」と隣接する場所にある
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日本橋川沿い低層部外観イメージ(右からA街区、B街区)リリースより

2026年にC地区にヒルトンが運営する
「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」開業予定

ちなみに最も大規模となるC地区の詳細は以下の通り。

  • オフィス (10階~20階、22階~38階)

エリア最大級のフロアプレートとなる低層部(10階~20階、基準階面積約1900坪)と高層部(22階~38階、基準階面積約1300坪)にて構成され、屋外スカイガーデン(10階・22階)を備えた開放的かつハイグレードなオフィス空間を実現。

  • ホテル(39階~47階)

ホスピタリティ業界のグローバルリーダーであるヒルトンが運営する最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が2026年に開業予定。

全197室の客室に、3つのレストランと、ラウンジ&バーのほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える。

  • 居住施設(48階~51階)

国内外のビジネスパーソンの中長期的な滞在にも対応し、コンシェルジュサービスも備えた約100戸の居住施設を予定。

  • 商業施設(地下1階~4階)

近隣住民、オフィスワーカー、宿泊者、MICE利用者など、あらゆる目的での来街者に応える商業ゾーンを形成。

加えて、隣接するD街区(日本橋一丁目三井ビルディング/コレド日本橋)とは、地上3階・地下1階にて新たな連絡通路の接続と、D街区内の改修工事(リニューアル工事)を予定。

住居やホテル、商業施設、ビジネス施設のほか、交通機能の整備や川沿いの広場なども併せて行われるということで、今後も注目を集めるであろう「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」。2026年の完成を楽しみに待ちたい。

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敷地配置図/用途断面図(リリースより)。上層階はホテル・住居となる予定

【関連記事】

コレド日本橋に次ぐ新たな日本橋の名所となるか。東京・日本橋一丁目で大規模な再開発が進行中。

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健美家編集部(協力:斎藤一美(さいとうかずみ))

■ 主な経歴

ファイナンシャル・プランナー(AFP)。
大手情報誌出版社にて金融情報誌のデスク業務やWEBメディアの立ち上げ・運営・メンバー育成業務などに携わった後、2007年にフリーの編集者・ライターとして独立。
現在は金融・不動産・保険分野を中心に、雑誌やWEBメディア、社内報などで執筆・編集を行うほか、金融初心者をターゲットとしたメディアアドバイス業務なども行っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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