ダイヤモンドオンラインの連載「社会貢献でメシを食う」と題した竹井義昭さんの記事が面白い予測をしている。先日、日本で初めての同性パートナー条例を可決した渋谷区を評価、「早いもの勝ち!? 渋谷区『同性パートナー条例』が掴んだ巨大市場」としているのである。
竹井さんによると今回の同性パートナー条例に関心を持つ「LGBT市場」は非常に大きいという。LGBTとはレズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)のことで、この市場は全世界で約100兆円。日本だけでも約6兆円あると言われているとか。
これに比べると「日本の家電市場は約8兆5000億円、アパレル市場は約9兆円。広告産業や百貨店業界が約6兆円。マスコミ四媒体の広告費は約2兆7000億円、ブライダル関連など冠婚葬祭業界も同等。派手な広告戦略のイメージがある化粧品業界は約1兆2000億円。経産省あたりが日本のグローバル戦略の一環として育成しようと考えているアニメ市場はたったの2500億円程度だ。」とも。比べるとLGBT市場の大きさが分かる。
当然、この条例によってこの巨大な市場は渋谷区に目を向けるだろうし、中にはそこに住
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