豊島区と新宿区のまさに境界線に位置する場所に、都営地下鉄大江戸線「落合南長崎駅」があり、人気商業施設「アイテラス落合南長崎」がある。ファミレスやスーパーなど生活利便施設がコンパクトに集まり、利便性が高いことから多くの人で賑わいを見せている。
アイテラス落合南長崎から道路を挟んだ真向かいに、新たな複合施設として「アイテラスANNEX計画」の工事が進行中で、地上5階、地下2階の計画が2023年8月竣工予定である。ますます多くの人で賑わい、街の魅力がさらに増しそうである。
大江戸線で新宿、表参道、六本木などへのアクセス便利
西武池袋線「東長崎」駅から徒歩5分ほど、池袋まで2駅
2000年の大江戸線の開通とともに誕生した「落合南長崎」駅。新宿区と豊島区との境目に、まさに駅直結の商業施設「アイテラス落合南長崎」がある。新宿まで大江戸線で14分、表参道や六本木まで1本でアクセスでき、さらに池袋まで2駅の西武池袋線の「東長崎駅」まで徒歩5分ほどと都心のアクセスに優れている。
実は、新宿区の西落合周辺からは、西武池袋線の東長崎駅まで、1km以上あり、歩くと20分以上かかり、「新宿区のなかでも、陸の孤島」などといわれてきた。落合南長崎駅ができたことで、都心へのアクセスが便利になった。さらに2012年に「アイテラス落合南長崎」ができたことで利便性が増した。
駅直結の商業施設「アイテラス落合南長崎」には、大型スーパーの「ライフ」や「カルディ」、100円ショップの「ダイソー」、ファミリーレストラン「ステーキガスト」「夢庵」、「ドトール」や「サーティワンアイスクリーム」、子供服の「西松屋」に婦人服の「ハニーズ」など生活利便施設が集まっている。
計画地の隣には、豊島区が運営するスポーツセンターがあり、スイミングプールやサッカースクールが行われているグランドや公園が併設されている。こちらも人気が高く、地元の家族連れに話を聞くと、幼児向けのスイミングスクールでは、数百人待ちの人気だそうだ。
落合南長崎駅から徒歩3分のファミリー向け賃貸に住んでいる30代夫婦は、不動産屋から勧められて住み始めた。
「勤務先まで大江戸線で20分圏内という便利さに加えて、ファミレスや小児科、公園も駅のそばにまとまっていて、これほど便利な街だとは知らなかった」と気に入っている様子だった。
近くには環状七号線や新目白通りなど幹線道路も多いため、車での移動にも便利である。
とはいえ、駅周辺は住宅地で、駅前の大通りから少し歩けば、ぐっと静かになる。静かに暮らせる住環境もまた、この「落合南長崎」駅周辺エリアの魅力だろう。
なお、LIFULL HOME’Sの住まいインデックスによると、
落合南長崎駅の賃貸マンションの賃料相場は、直近3年間で2.94%上昇しており、東京都の推移の2.23%を上回る。過去10年を見ても、緩やかに上昇していることが分かる。
「アイテラスANNEX計画」竣工後は、さらに買い物に、生活に、便利になることが期待される。2LDKや3LDKなどのファミリー層向けの賃貸ニーズが増す可能性もある。ますます多くの人に愛される街へと成長するのではないかと期待している。
健美家編集部(協力:高橋洋子)