
オフィス・住宅・商業施設を備える新たな街区が
2025年「中野駅」前に登場予定!
三井不動産レジデンシャルおよび、三井不動産株式会社が中野区中野四丁目で推進している「囲町東地区第一種市街地再開発事業」。
2023年2月16日、地区市街地再開発組合による決議にて、同プロジェクトの街区名称を、三井不動産レジデンシャルが提供する商品ブランドの一つである“パークシティ” を冠した「パークシティ中野」と決定することが決定した。
再開発事業において、「パークシティ」と名付けられた街区名称は「パークシティ大崎」、「パークシティ武蔵小山」に次いで3例目。
両社が共同で発表したリリースによると、同プロジェクトの規模は約 2.0ha 。敷地は2つに分けられており、A敷地(住宅棟、オフィス・商業棟)は敷地面積10,059.00u、延床面積約91,265.11u。
構造規模は住宅棟:地下2階地上25階建、オフィス・商業棟:地下2階地上12階建(店舗1〜3階建)。
B敷地(住宅棟)は敷地面積3,170.00u、延べ床面積約29,286.25u。構造規模は地下1階地上20階建。
同プロジェクトはJR 中央線・総武線、東京メトロ東西線「中野駅」前において計画されている数多くの再開発事業の中でも大規模な複合再開発事業と位置づけられており、2025年12月の竣工を予定している。



都市と自然が融合した街づくりで
中野駅前の新たなランドマークを目指す

「パークシティ中野」の開発コンセプトは、「緑があふれ都市と自然とが融合した街づくり」。このコンセプトどおり、路地空間や約1,000 uのおみこし広場、2,000u超の緑地空間を有する自然豊かな空間となる予定だ。
設計・総合監修は「株式会社佐藤総合計画」、ランドスケープおよび外装デザインは「HARUMI FLAG」や「パークシティ大崎 ザ タワー」、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」等のデザインを手掛ける「光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所株式会社」が担当する。
外観デザインは中野駅前に相応しいランドマーク性のある外観デザインとし、低層部には、歩行者向けの空地やデッキを設置し、賑わいと回遊性を創出する丘を想起させるデザインを、高層部は空と雲の移ろいを想起させるデザインになる予定だという。
また、オフィス・商業棟屋上には太陽光発電パネル、住宅棟外壁には太陽光発電シートを設置するほか、住宅棟は「ZEH-M Oriented」、オフィス・商業棟は「ZEB Ready」等の取得を予定。環境にも配慮した持続可能な街づくりを目指すとしている。
大規模ミクストユースプロジェクトとして注目を集める「パークシティ中野」。今後「中野駅」前の風景がどのように変わるのか、2025年の竣工を楽しみに待ちたい。
健美家編集部(協力:
(さいとうかずみ))