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2025年竣工予定!東京駅至近「旧八重洲ダイビル」跡地で新築工事着工

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2023/04/01 配信

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旧八重洲ダイビル跡地に登場予定の新ビルイメージ図(リリースより)

2023年3月に「東京ミッドタウン八重洲」がオープンしたほか、大手町2丁目と八重洲1丁目で進行中の「常盤橋プロジェクト」、東京駅八重洲口で進行中の「東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業」など、複数の再開発ラッシュで湧く八重洲エリア。

東京駅八重洲口周辺を歩くとあちらこちらでビルの建築工事が進んでおり、街の景色も大きく変わろうとしている。

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大型再開発があちらこちらで進行する東京駅八重洲口周辺。街の景色も日に日に変化している
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「東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業」建設現場(2023年3月30日撮影)

今回紹介するのは、そんな再開発計画の1つ、旧八重洲ダイビルの跡地(東京都中央区京橋1丁目)で推し進められている「八重洲ダイビル建替計画」だ。

2023年3月13日、ダイビルは、同計画の新築工事に着手したと発表した。計画地には、新たなフラッグシップオフィスビルが建つとのこと。2023年3月頃~2025年中頃の間に工事が行われ、2025年の竣工が予定されている。

リリースによると、敷地は八重洲地下街を介して東京駅に直結する、柳通りと八重洲通に面した場所。「東京ミッドタウン八重洲」からもほど近く、「八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発」、「八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発」の計画地からもすぐの場所である。

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「八重洲ダイビル」位置図(リリースより)。東京駅から徒歩3分という好立地で、八重洲地下街と新ビル地下1階が直結する計画となっている
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建設現場の掲示。工事完了予定は2025年6月30日となっている(2023年3月30日撮影)
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「八重洲ダイビル建替計画」工事現場の様子(2023年3月30日撮影)

建物の規模は、敷地面積1,966㎡、延べ床面積22,700㎡、地上11階、地下3階。1.2階は商業ゾーン、3~11階は1フロア当たり約390坪のオフィスゾーンとなる予定。

日本を代表する建築家、村野藤吾氏がデザインを手掛けた「旧八重洲ダイビル」には屋上樹苑が設けられていたが、新ビルでも南コア側に緑地を設け、壁面を緑化する計画だという。

外観も、旧ビルの継承と革新をキーワードに、垂直性を強調した柱型のデザインによる重厚感と、窓廻りの柔らかなアーチによる優美さを表現するとのこと。品格ある外観デザインに加え、環境への配慮やWellness思想を旧ビルから受け継ぐ建物計画となっている。

新ビルの名称は「八重洲ダイビル」に決定済み。永らく旧ビルに寄せられた信頼と愛着を次代にも承継し、再び「八重洲ダイビル」と親しみを込めて呼んで欲しいとの思いから決定したという。

ダイビルの担当者によると、「東京ミッドタウン八重洲」の誕生で街も賑わいを見せており、オフィスなどの入居希望は増えているとのこと。

「八重洲ダイビル」は同社所有の物件の中で最も立地が良いということもあり、純然たるオフィスビルとしての機能性を高め、周辺ビルとの競争力強化につなげたいと話す。

商業施設に入店するテナントや企業の誘致はこれから手掛けられるとのことで、その全容が見えてくるのは2025年に入ってからになるそうだ。

再開発で古い建物がどんどん姿を消すなか、旧ビルの魅力を継承しつつ、新たに生まれ変わろうとしている「八重洲ダイビル」。魅力的な大規模施設が多く登場するなか、どのように存在感を放っていくのか、大いに期待したい。

健美家編集部(協力:斎藤一美(さいとうかずみ))

斎藤一美

■ 主な経歴

ファイナンシャル・プランナー(AFP)。
大手情報誌出版社にて金融情報誌のデスク業務やWEBメディアの立ち上げ・運営・メンバー育成業務などに携わった後、2007年にフリーの編集者・ライターとして独立。
現在は金融・不動産・保険分野を中心に、雑誌やWEBメディア、社内報などで執筆・編集を行うほか、金融初心者をターゲットとしたメディアアドバイス業務なども行っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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