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築地市場跡地の再開発、三井不・読売連合が5万人スタジアム計画 巨人軍の本拠地も移転か!?

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2024/05/15 配信

築地市場跡地(東京都中央区築地5丁目、6丁目)の再開発の事業予定者が、三井不動産や読売新聞グループ本社など11社で構成する企業グループに決定し、計画概要が明らかになった。

全体鳥観図(三井不動産プレスリリースより)
全体鳥観図(三井不動産プレスリリースより)

総事業費約9000億の再開発のプランはONE PARK×ONE TOWN

同グループの提案概要は「ONE PARK×ONE TOWN」。計画地は、2018年に豊洲市場に機能移転した築地市場の跡地を中心とした約19万㎡の土地。総延床面積は約117万㎡にのぼり、総事業費は約9,000億円の見込み。

築地市場跡地(2019年11月撮影/写真AC)
築地市場跡地(2019年11月撮影/写真AC)
再開発の目玉は、5万人収容の野球やサッカーなどのさまざまなスポーツ大会やコンサートなどの開催を想定した多目的スタジアムだ。観客席やフロアを動かすことで、用途に応じて8つの形に変えることができるという。
多目的スタジアムの利用イメージパース(三井不動産リリースより)
多目的スタジアムの利用イメージパース(三井不動産リリースより)

事業者に巨人の親会社、読売新聞グループ本社が入っていることもあり、計画概要が発表され野球場のパースが公開されるや、一部メディアやネット上では読売巨人軍の本拠地が東京ドームから築地に移転するのか!?と色めき立つ論調が相次いだ。

読売の山口寿一社長は5月1日に行われた記者会見で、「巨人軍の本拠地移転を前提にしてきたものではございません」と慎重な物言いに終始したものの、日本初の全天候型球場として1988年に開業した東京ドームは屋根や客席の老朽化が目立つ。

その後各地に新設されたドーム型球場に比べても、球場としての機能性や施設としての魅力に欠けているのも事実だ。

今回の再開発を見越すかのように、2020年には三井不動産が東京ドームを完全子会社化して株式の20%を読売に売却。東京ドーム株を保有する2社が築地市場跡地再開発の企業グループに名を連ねていることから、東京ドームの築地移転の可能性は高いと見る関係者は多い。

2032年のスタジアム開業まで、目が離せない状況が続きそうだ。

空飛ぶクルマと地下鉄新路線新駅でアクセス向上に期待

スタジアムばかりが注目されているが、再開発では、「空飛ぶクルマ」の発着場も建設される予定だ。

隅田川・東京湾を経て羽田や浅草とつながる舟運や、東京駅と臨海部を結ぶ地下鉄新路線の新駅(2040年頃開業予定)も合わせて、陸・海・空の広域交通結節点が形成される。

陸・海・空のモビリティが乗り入れ可能な広域交通結節点(イメージパース/三井不動産リリースより)
陸・海・空のモビリティが乗り入れ可能な広域交通結節点(イメージパース/三井不動産リリースより)

計画地には国際水準の多様なニーズに対応するMICE施設(メインホール、バンケット、大中小会議室、ホワイエ等)も予定されており、国際学会や数万人規模のイベントに対応。

スタジアムでの大規模イベント時にも国内外から多くの来場者が見込まれるため、羽田空港や東京駅といった東京の玄関口からのアクセスのしやすさが再開発計画の成功の鍵を握っていると言える。

2040年までには地下鉄新路線羽田空港や東京駅とダイレクトにつながる予定ではあるが、2032年の再開発計画全面開業には間に合わない。約8年間の空白期間を隅田川の舟運でしのげるか、不安視する声も出ている。

ホテルとレジデンスはどうなる?続報に期待

計画地内配置図(三井不動産リリースより)
計画地内配置図(三井不動産リリースより)

水辺に建つホテル棟とレジデンス棟にも注目したい。MICE・ホテル・レジデンス棟には上質な大規模ホテルを、浜離宮庭園を借景とするホテル棟には、国賓やVIPの迎え入れが可能な世界トップクラスの宿泊滞在機能を誘致する予定。

レジデンス棟も世界のエグゼクティブや高度人材のニーズを満たす滞在・居住空間となる見込みで、三井不動産の本領が発揮されるだろう。

とはいえ気になるホテル、レジデンスの詳細は現在のところ全く公表されておらず、今後も続報に注目していきたい。

健美家編集部(協力:大崎良子(おおさきりょうこ))

大崎良子

■ 主な経歴

全国紙、大手デベロッパー勤務を経て、不動産ライターに転身。
三代続く不動産投資好き。地方都市の一棟アパートや山林投資を主戦場にしてきた親世代と異なり、都心の区分マンションを中心に投資を続けている。
アメリカを中心に海外不動産にも造詣が深い。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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