東京都が不燃特区に指定している木造住宅密集地のひとつ、東池袋四・五丁目地区のうち、東京メトロ東池袋駅から北東に500mも離れていない場所にある東池袋五丁目で再開発ビル建設のための市街地再開発組合が都から設立認可を受けた。
予定地は地域中央の0.2haで現状は車の入れない路地に小規模な木造住宅が集中するエリア。現在事業が進行している都市計画道路補助81号の沿道でもあり、立地は良い。そのため、早くから開発の必要性が指摘されていた。
今回の計画は地上21階、総戸数139戸のマンションを作り、敷地に沿って幅6mの区道を整備、建物両側に延焼を防ぐための広場を設けるというもの。2017年1月に着工し、2018年12月に完成の予定だ。
当該エリア周辺は今後も複数の開発が進められる予定があり、変化は必至。利便性が高い割に賃料が安いと、借りる人に人気の池袋である。投資先としても注目したい街のひとつといえよう。
健美家編集部(協力・中川寛子)