国勢調査によると、平成27 年10 月1 日現在の日本の人口は1億2,711 万人となり、平成22 年の調査時に比べ94 万7千人の減少となった。大正9年の調査開始以来、初めての減少となったが、東京周辺や地方の政令指定都市では増加が続いている。
地方で増加数の多い仙台市では、平成22年から5年間で人口が36,199人増加した。横浜市に次いで7位。地方都市では福岡市、札幌市に続いて3位であった。
平成28年7月1日時点での仙台市の人口は108万4,225人(仙台市推計人口より)。震災以降も人口の増加が続く仙台市だが、宮城県の不動産調査会社シーカーズプランニングによると、震災以降4つのエリアで人口の増加傾向がみられる。
中心部エリア、地下鉄東西線エリア、愛子エリア、長町・あすと長町エリアの4エリア。特徴は利便性が高い、雇用のあるエリアとなっている。
■仙台市内の賃貸動向
人口が増加している仙台市内の賃貸動向を見てみると、市内の入居率は96.2%(平成28年3月)と高く、6月になっても93%台と高い入居率を維持してい
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