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仙台都心の人気住宅地! 北四番丁・上杉で大規模開発が進行中

都市計画・再開発(地域情報)/仙台/東北 ニュース

2021/06/19 配信

東北随一の都市、仙台市では、昨年7月、「せんだい都心再構築プロジェクト」が始動し、仙台駅の目抜き通りとなる青葉通りの緑地化や、老朽化建築物の建て替えと企業立地の促進など、都心での大規模な再開発が進行中。杜の都らしさを生かした、魅力的なまちづくりが進行中だ。

上杉・北四番丁エリアで施設移転による大規模開発が

そんな中、都心に程近い、北四番丁、上杉エリアでは、東北大学雨宮キャンパスや、NHKの移転により、跡地の行方が注目されてきた。同エリアは、旧制二高が立地していたころから、仙台の文教の地として知られ、今も教育施設が整っていることから、ファミリー層の支持が高い。

愛宕上杉通り
銀杏並木が整然と続く愛宕上杉通り。官公庁エリアや都心の繁華街も間近に位置する

「東北大学雨宮キャンパス」跡地の再開発の行方

平成22年に青葉山へと移転した「東北大学雨宮キャンパス」跡地には、下の図のように、「住宅敷地」「病院敷地」「商業敷地」が配置される予定だ。

跡地敷地

「東北大学雨宮キャンパス」跡地の計画地の位置/環境影響評価準備書ー雨宮キャンパス跡地利用計画ー(イオンモール株式会社)より

中心部に隣接するエリアながら、9ヘクタールと広大な敷地。街全体にもたらす影響も大きく、再開発後の姿に期待が高まる。

「住宅敷地」には、住友不動産などによる大規模の新築分譲マンションの建築が進行中。

「病院敷地」には、「仙台厚生病院」が2024年5月頃の開業を目指し、2021年夏から着工を予定。プライバシーに配慮した409床の病室の完全個室化や、用途を限定しない空間を確保し、最新技術を取り入れた機器の導入にも備えているという。

そして、「商業敷地」には、イオンモール株式会社(千葉市)が商業施設を開発予定。同社プレスリリースによると、国立大学法人東北大学災害科学国際研究所、イオンモール株式会社、公益財団法人イオン環境財団イオンの三者で、「産学連携協力」に関する協定を締結。

安全で安心できるレジリエント・コミュニティーの創生を目指し、「イオン防災環境都市推進(仮称)共同研究部門」を立ち上げた。これにより、東北大学雨宮キャンパス跡地の施設においても、「地域の防災拠点」の機能も持ちつつ、キャンパス時代にならった緑豊かな環境に配慮していくと発表。

現在の状況
高い塀に囲まれた広大な「東北大学雨宮キャンパス」跡地。周辺にも高層マンションが建つ

高まる住宅ニーズの受け皿とコンパクトシティのモデルケースに

この大規模開発は、仙台市が目指す、いわゆるコンパクトシティのモデルケースとしても位置付けられており、居住エリアとしての街の魅力もアップデートするものとして、ますます注目を集めている。

仙台市では、近年、住まい選びにも変化が起きている。これまで、昭和後期に開発が活発だった郊外の大型団地の人気が高かったが、車なしでも便利な生活を求めるシニア層や共働き夫婦の増加によって、都心マンションのニーズが高まっている。その受け皿となりそうなのが、北四番丁・上杉エリアだ。

NHK
更地となった「NHK」跡地。マンション建築の着工を待つ

東北大学雨宮キャンパス跡地と同じ愛宕上杉通り沿いにあったNHKは、すでに解体が完了し、2022年以降に新築マンションの建築が着工予定。続々とマンションの建築が進み、活気が溢れる同エリアに期待が高まる。

健美家編集部(協力:小松ななえ)

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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