名古屋駅中心部から栄駅にかけての中心部で再開発が相次いでる。それ自体は悪いことではないのだが、問題はどこも似たような開発が多く、地域差が明確でないこと。それぞれのまちの個性を生かした共存を模索した方が良いのではないかとの指摘もある。
■再開発が進んでいるエリアは隣接している
現在開発が進んでいるのは名古屋駅周辺エリア、そして地下鉄東山線の隣駅伏見、そして栄の3駅が中心となる。
また、少し離れた金山駅でも老朽化した日本特殊陶業市民会館をどうするか、駅隣接の複合商業施設「アスナル金山」の解体、高層ビル化などの案件が進んでいる。路線図で見ると、非常に近しいエリアでの開発であることが分かる。以下、それぞれどのような計画が進んでいるのかを見ていこう。
■大型開発相次ぎ、「栄」を抜く売り上げ 名古屋駅エリア
これら3地域のうちでも最も変化が激しく、大型の計画が立て続けに完成、姿を変えているのが名古屋駅周辺の地域だ。大名古屋ビルヂング、JPタワー名古屋などの大型再開発ビルの開業が相次ぎ、2017年6
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