
首都圏至近、日本有数の温泉地熱海が衰退から脱しつつあるとは各種メディアも報ずるところ。
実際、ここへ来て塩漬けになっていた大きな案件等が動き始めている。しかも、1件だけでなく、隣り合う場所での建設計画とあり、地域全体に大きな影響を及ぼすであろうことは間違いない。
動き始めているのは10年にわたって建設が中断、ほぼ完成していた建物が放置されていた熱海サンビーチ前、国道135号に面する大型商業施設。
つるやホテル跡地で、2005年にジョイント・コーポレーションが建設に着手、2008年にオープンを目指していたものの、同社が2009年に会社更生法の適用を申請。地上10階建ての建物本体、立体駐車場は2007年末に完成したものの、そのまま、内装工事が中断されたまま、雨ざらしになっていた。
これを中国系の投資会社が取得、ホテルに用途変更の上、2019年春の開業を予定して工事が行われている。客室数は100室ほどで全室スィート、一泊10万円ほどの高級ホテルになるという。
さらにその隣接地でもホテル建設が進められている。こちらはホテルニュー大和跡地で、ゼファーがホテル建設を目的に土地を
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