リニア中央新幹線の『品川』～『名古屋』間開業（2027年予定）に向けて、名古屋市中心街では大規模再開発が各所で進行している。
名古屋の2大市街地といえば、名古屋の玄関口でありビジネスの中心街でもある「中村区・名駅エリア」と、商業・文化の中心街として賑わう「中区・栄エリア」だが、そんな栄エリアの再開発第一弾として注目を集めていた『ヒサヤオオドオリパーク』が2020年9月に開業した。
栄地区グランドビジョンに基づき
日本最大級のPark-PFI制度を用いてリニューアルされた公園
栄エリアには、地域のランドマークであるテレビ塔を中心にして街の中央を南北に貫く全長約2.0kmの『久屋大通公園』があり、今回オープンしたヒサヤオオドオリパークはテレビ塔の北側ゾーンに位置している。
最寄り駅は地下鉄名城線・桜通線の2路線が結節する『久屋大通』駅。もともとこの久屋大通駅一帯は「栄キタ地区」とも呼ばれ、名古屋の住みたい街ランキングでも上位にランクインするなど都心近接の住宅地として人気の高い地域だったが、深夜になると鬱蒼と茂る公園内の木々が暗闇をつくり「一人で歩くのはちょっと怖い」という印象を与えていた点が街の課題
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