コロナ禍で働き方も変わり、リモートワークを実施する企業も多い。
今やどこでも仕事ができるといっても過言ではなく、実際にさまざまなメディアで「地方移住」についても取り上げられている。とはいえ、月に数度は出社しなければならないという企業も多いため「現実的でない」と諦める人もいるようだ。
そんな中、東海道新幹線の停車駅である『岐阜羽島』駅が今、密かに注目されている。
「残念な駅」や「謎駅」などと揶揄される『岐阜羽島』駅であるが、じつは東京が通勤圏内ともなり得るのだ。

残念な駅と言われる所以は車内アナウンス?!
駅前に大きな銅像の立つ謎の駅
数年前、停電のため東海道新幹線・のぞみが岐阜羽島駅で停車した。その際「運転再開の目処が立たないためドアを開けます。近くにはコンビニもありません」という車内アナウンスが流れ、SNSで拡散。「東海道新幹線の駅なのにコンビニがない?!」とSNSでバズり話題となった。
確かに駅に直結した24時間営業のコンビニはない。しかし構内に「Kiosk」はある。ただし営業時間が21時45分までなのだ。(2021年4月現在)
駅周辺は駐車場やビジネスホテルが多い印象だが、歩いて5分ほどの距離にはいくつもコンビニがあり、飲食店も立ち並ぶ。決して何もないわけではない。

もうひとつ「謎駅」と言われる理由は、恐らく駅前の大きな銅像にあるのではないだろうか。これは昭和初期から長年にわたり国会議員として活躍し、岐阜羽島駅の誘致に尽力したとされる大野伴睦夫妻の銅像だ。
東海道新幹線を最短距離でつくるには、車両待機や雪落としなどのために、この場所に駅をつくる必要があったのだそう。そのために尽力したのが、大野伴睦氏だといわれている。
そんな岐阜羽島駅近くの地点で、近年下落もしくは横ばいだった地価が、今年上昇に転じた。その理由は3密回避ではないかと話す専門家もいる。
ここからはコロナ禍だからこそ注目したい『岐阜羽島』駅とその周辺を紹介する。
新幹線利用で『名古屋』駅まで約10分!
名神高速道路のインターもあるのでカーアクセスも◎
『岐阜羽島』駅は『名古屋』駅まで1駅、たった10分で到着する。1時間に2〜3本と本数は少ないながらも、通勤時間の短縮や密回避の面からも、新幹線を利用し名古屋へ向かう人もいる。
また1時間に1本停車する「ひかり」を利用すれば、『東京』駅へも乗り換えることなく2時間で到着する。
リニア開業後は、名古屋ー品川間を最速約40分で結ぶと言われているのだから、岐阜羽島から東京品川まで1時間足らず。十分通勤圏内といえよう。
さらに『京都』駅へは約30分、『新大阪』駅へは約45分と、大阪方面へもアクセスが便利だ。
特にリモートワークが浸透し出社の機会が減った今、わざわざ家賃の高いエリアに住まなくとも、物価が安い羽島市を選ぶのも賢い選択だ。

羽島市には新幹線駅だけでなく名神高速道路『羽島インター』もあり、名古屋市内までは車で約20分。各方面へのカーアクセスも便利だ。
自然豊かで静かな生活環境の羽島市
買い物に便利なコストコやショッピングモールもあり!
『岐阜羽島』駅を下車すると、そののどかさに驚かされる。いい意味で新幹線駅の駅前とは思えない静かさやゆとりがある。東は木曽川、西は長良川に挟まれた羽島市は、田園風景が広がる自然豊かな街だ。
駅前でも広い庭付きの一戸建て住宅をよく目にする。都心ではなかなか叶えることができなくとも、羽島市ではのんびりとした生活が実現できそうだ。
また羽島市には大きなショッピングモールをはじめ、スーパーやドラッグストアなども充実しているので、買い物に困ることはない。

『岐阜羽島』駅は都心へのアクセスも良く、多様な商業施設も揃っている。一方でゆったりとした時間が流れる”のどかさ”も兼ね備える。同じ岐阜県内には、スキー場やキャンプ場、温泉などが揃うのも魅力だ。
リモートワークが浸透し、暮らしたい場所で仕事をすることができる今、『岐阜羽島』駅が密かに注目されるのは、ある意味納得できる。
健美家編集部(協力:アンズコミュニケーションズ)
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