公益財団法人日本賃貸住宅管理協会は、賃貸住宅市場の整備・発展により豊かな生活の実現に寄与することを目的に「外国人の入居受入れサポートオンラインセミナー」を開催する。
昨今、経済状況や国籍等の理由から住居確保が困難である「住宅確保要配慮者」が増加傾向にあり、課題解決が急務となっている。今回は「住宅確保要配慮者」の中でも外国人に着目し、入居受入れに関する課題の解決を目的としたオンラインセミナーを開催する。
在留外国人統計(法務省)によると、日本で暮らす外国人が年々増加しており、平成27年国勢調査によると、在留外国人のほぼ半数の世帯が賃貸住宅を住まいとしている。
一方、外国人の受入れに関し「日本語や契約内容が理解できるのか」「文化や習慣の違いで何かトラブルが発生するのではないか」「トラブルが発生した時に対応できるのか」など、漠然とした不安を抱く大家・不動産事業者が多いという現状がある。実際に、昨年実施された国土交通省の調査では、大家の約7割が外国人の受入れに対して不安感を持っているという結果が出ている。
このような状況を踏まえ、当協会は、国土交通省補助事業の一環として、外国人の入居受入れ促進を図るべ
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