『中銀カプセルタワービル 最後の記録』(草思社)の刊行を記念して、3月18日(金)19時から代官山 蔦屋書店にてトークイベントを開催す。黒川紀章氏のご子息である黒川未来夫氏と元カプセル住人たち、保存再生プロジェクト代表の前田達之が登壇する。
建物は今年1月に大半の住人が退去し、3月には閉鎖が決定している。中銀カプセルタワービルの過去、現在はもちろん、美術館への寄贈や「泊まれるカプセル」の運営など、解体後の未来のカプセル計画についても触れる。
1972年建築家・黒川紀章氏によって設計された「中銀カプセルタワービル」。当時時代を先駆けて「これからは工場生産によるカプセル住宅が主流になっていくであろう」という思想のもと建設され、竣工から50年経った現在もメタボリズム思想建築の代表作として広く知られている。2022年、この建物の解体が始まる。
『中銀カプセルタワービル 最後の記録』(草思社)は、114カプセルの室内を中心に、400枚以上の写真を掲載した、最大にして最後の記録となる。
イベントでは黒川紀章氏のご子息である黒川未来夫氏と元
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