住宅設備機器を販売するDOORCOM株式会社では、コロナ禍において多機能の集合住宅用IPインターフォンが注目され、3年前の販売開始から年々販売数が増加しているという。
特に非接触でオートロックや自動ドアを解錠できる顔認証システムを導入した物件数は、2021年8月現在インターフォン出荷数の約8割となった。顔認証の導入件数は近年急増していて、2019年と比較すると2020年は約7倍、2021年は8月までで28倍と異例の増加を見せている。
また、スマートフォンにより非接触で解錠を行ったり、遠隔地から応答できたりといったシステムも人気となっていて、スマホアプリ導入件数は2021年8月現在で約600件になったという。

■遠隔地からも操作可能 多機能のIPインターフォン
コロナ禍で「非接触」の商品やサービスが広がるなか、IPインターフォンが注目されている。IPインターフォンは、インターネット接続に対応したもので、従来よりも利便性が高く、多くの機能が使える。同社が取り扱うIPインターフォンでは顔認証やQRコードでの認証や、スマホアプリで来訪者を確認したり応答したりといったことが可能と
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