大家さん向けの税金相談を行なっている叶税理士法人 東京事務所では、認知症の不安を抱えた大家さんの相談が2倍以上に増えていることを受けて、大家さん向けの新たな相談サービスを開始した。
■コロナの影響で高まる認知症への不安
厚労省の発表によると認知症患者は年々増えており、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると発表されている。筑波大学の研究によると外出が減り、人との会話が少なくなった結果、60代以上の人で「物忘れが気になるようになった」と言う人が30%上がっていると発表している(2020年8月 筑波大学の久野 譜也教授の調べ)。その影響を受け「家に閉じこもる時間が長くなると認知症になるリスクが高くなる」と伝えている。
その流れを受け、全国の各自治体はコロナの影響による認知症の呼びかけを行っている。このように認知症の問題は、コロナの影響でさらに拍車が掛かっているようだ。
■認知症への不安から相談件数が2.25倍に増加
叶税理士法人では大家さんを対象にした税金の相談を行なっているが、コロナ禍で、認知症への不安を抱えた大家さんや、その子供世代からの事前の相続税対策の相談が増えているという。去年
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