電動アシスト自転車のサブスクリプションサービス「ノルーデ」を手がけるサイクループ株式会社は、宅配ボックス・宅配ロッカーシェアNo.1(※1)の株式会社フルタイムシステムとの連携により、マンションの暮らしがさらに便利になる新たなサービスを提供する。
※1 フルタイムシステム調べ:「全国マンション市場動向2020実績・展望」(株式会社不動産経済研究所)をもとに推計
■背景
サイクループは、電動アシスト自転車のサブスクリプションのサービスを提供する中で、2022年9月より法人向けにサービスを開始した。さまざまな企業からの問い合わせの中で、マンション管理業界からの声も多かったという。
しかし、予約管理、鍵の保管、バッテリーの充電など、マンション入居者が24時間自由に使う為には様々な課題があった。
そんな中、宅配ボックスを手掛ける株式会社フルタイムシステムが電動アシスト自転車の鍵の保管、バッテリーの充電が出来る仕組み「F-rents(フレンツ)」を展開していることをきっかけに、両社のサービスを連携し、無人で電動アシスト自転車の管理が出来る新しいサービスを提供する流れとなった。
■サイクループの「NORUDE」
サイクループの「NORUDE(ノルーデ)」は、年2回の定期メンテナンスが付き、1年毎に車体の変更が出来る。オプションで保険や出張修理なども付帯でき、マンションの特性・居住者の層などに合わせ車種も選べる電動アシスト自転車のサブスクリプションを展開している。
1年毎に車体変更が出来るため、居住者の生活スタイルにあわせて配置ができ、古くなれば入れ替えや修理もできるので、放置自転車問題の解決にも繋がり、マンションの新たな価値の創造にも役立つ。
■フルタイムシステムの「F-rents」
フルタイムシステムが提供する24時間無人で運?可能なシェアリングシステム「F-rents(フレンツ)」とは、フルタイムロッカーの宅配ボックスの一部に電動アシスト自転車などの鍵とバッテリーを収納できる。
フルタイムロッカーを介しての貸出返却はもちろん、利用料の収納も行える。宅配ボックスの中で管理できるので新たな人員も不要。居住者しか使えないようアプリでも管理できるので、マンションの付加価値として大いに期待できる。また、管理組合や管理会社にとっては、鍵の貸出帳簿管理業務のデジタル化にも貢献できる。
今後も、両社は状況に応じてマンションに携わるすべての方へ、更なる安心安全なサービスを提供していくという。
健美家編集部