日鉄興和不動産株式会社が運営するリビオライフデザイン総研にて活動している、シングルライフのための暮らし・住まいの研究所「＋ONE LIFE LAB」（プラスワンライフラボ：以下ワンラボ）では、独自に行った単身世帯の在宅ワークに関する調査を踏まえ、総合住宅設備機器メーカーの株式会社タカラスタンダードと協同し、在宅ワークの環境に適した「省スペース化・高効率」を実現したキッチン『デスクになるキッチン』を開発した。
■開発の背景
これまでワンラボでは、単身世帯のライフスタイルや価値観を研究し、それらのリサーチ結果を基に、単身世帯の住まいに関わる商品企画や共同開発を進めてきた。この度、社会情勢の変化に伴い「イエナカ」の過ごし方が見直されていることを受け、これまで注目されてこなかった、キッチンのワークスペース化を実現する専有部の商品企画を検討した。
ワンラボが実施した調査によると、新型コロナウイルスの流行期初である2020年3月末と比較して、約40％の人が、「在宅勤務が増え今後も継
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