大東建託と京セラが電力買取契約締結～ZEH賃貸集合住宅で発電した電力を京セラが工場などで使用

大東建託株式会社と京セラ株式会社は、大東建託の低圧一括受電システム※１とＺＥＨ基準を満たす賃貸集合住宅（以下、ＺＥＨ賃貸集合住宅）を組み合わせ、そこで発電した余剰電力を京セラが買い取る電力買取契約を締結した。大東建託は、４月３日より同システムを採用したＺＥＨ賃貸集合住宅の販売を開始した。

※１　低圧での電力受電、余剰電力の売電、太陽光発電電力の自家消費などを、電力会社と大東建託グループとの間で一括して行う仕組み。現在、大東建託株式会社と京セラ株式会社で共同特許出願中

＜ポイント＞
○大東建託のＺＥＨ賃貸集合住宅で発電された余剰電力を京セラが買い取る、電力買取契約を締結
○余剰電力は京セラの工場や事業所などへ供給され、京セラは再エネ由来の電力利用が可能に
○環境配慮住宅として賃貸住宅オーナーの資産価値が向上、住宅の脱炭素化にも貢献
○同スキームにより、低圧一括受電システムを用いたＺＥＨ賃貸集合住宅の販売エリアが拡大

■電力買取による事業スキームの拡大で、脱炭素社会の実現に向けて取り組みを加速

脱炭素社会を見据え再生可能エネルギー（以下、再エネ）の利用促進が進む中、再エネ電力の固定価格買取制度（以下、ＦＩ