施主が家づくりに主体的に参加し、住む人も作る人も一緒に家づくりを楽しむための活動を行う建築家集団 HandiHouse projectは、この度、DIY賃貸事業による、新たな空き家活用法を報告した。
数年前から続く、空き家問題。自治体によっては解体補助金を出して、築年数を重ねた家々の解体を進めている。親族から相続した家の活用方法に困る人が多い中、解体するほど老朽化は進んでおらず、思い入れのある物件を壊すことをためらう人もいる。
そこで同社では、「賃貸でも自分好みにDIYできる」といった付加価値をつけて、物件の価値を下げずに貸すことができる、空き家の活用法を考え提供を始めた。ハンディハウスプロジェクトが大家となるため、入居する人はDIYの相談がいつでもできてサポートを受けられるため、DIYが初めてでも安心だ。
住む人には家づくりを楽しむきっかけに。家の持ち主は物件を手放さずに活用してもらうことができる。双方が家に親しむ機会となることを目指す。
■リモートワーク、郊外移住、現代の多様な暮らし方に合わせた仕様
今回のDIY賃貸は、埼玉県新座市、西武池袋線ひばりが丘駅から徒歩圏内の戸建て住宅。目の前には
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