株式会社エンジョイワークスは、株式会社電通と空き家・遊休不動産再生の分野において業務提携した。この提携を通じて全国の使われていない「蔵」をリノベーションし宿泊施設に変えるプロジェクトを推進することで社会課題を解決し、地方創生の実現を目指す。
現在、少子高齢化に伴う人口や世帯数の減少が進む中、「空き家問題」は日本が抱える社会課題の一つとなっている。その数は2018年の段階で約846万戸まで増えている※。また、管理が行き届かない空き家は倒壊や景観悪化といったリスクも抱えている為その対応に注目が集まっている。
両社は、この提携に伴い日本のどの地域にも存在する「蔵」に注目。
もともと蔵は、古来から貯蔵のために利用されてきた日本ならではの建築物であり、温度・湿度の変化から保存物を守る役割を果たしてきた。全国的にみても、大きさや形状が類似しており、リノベーションにより快適な環境づくりがしやすい不動産、という特徴がある。
地方創生の観点でも、さまざまな地域の活性化のフレームとなると考え、蔵を一棟貸しの宿泊施設としてチェーン展開する「The Bath & Bed Group」としてブランド化を行う。
先行して開発
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる