投資用不動産を扱う株式会社グローバル・リンク・マネジメントは、(1)東京という都市を分析しその魅力を世界に向けて発信すること、(2)不動産を核とした新しいサービスの開発等を目的に、明治大学名誉教授 市川宏雄 氏を所長に迎え、「グローバル都市不動産研究所(以下、同研究所)」を2019年1月1日に設立した。
◎過去のレポート一覧
このたび同研究所では、調査・研究の第17弾として、物流施設の市場規模、中でもとりわけ投資対象としての注目すべき賃貸型物流施設の機能・エリアの可能性について紹介している。
【01】物流施設への需要が高まる
大規模かつ高機能な物流施設の需要が飛躍的に増加
EC市場の急速な発展により、2020年のEC市場規模は伸び率21.71%と大きく拡大
今、物流施設が注目を集めている。
近年の電子商取引(EC)市場の拡大や、サード・パーティ・ロジステックス(3PL)事業の進展によって、今や「物流施設」は、単に物を保管するかつての「倉庫」のイメージとは異なり、梱包や流通加工、高機能設備などを有する「ハイテク物流センター」へと変わりつつある。
大都市圏では、こうした大規模かつ高機能化した物流施設の
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