EV充電器の導入、運用サービスを提供するユアスタンド株式会社は、独立行政法人都市再生機構(以下 UR都市機構)が管理するUR賃貸住宅にEV充電設備を2023年1月下旬に試行設置することになった。
今回の特徴として、電気代の変動に合わせて、充電料金を流動的に変更する、ダイナミックプライシングを採用。
ウクライナ情勢や石炭・液化天然ガスの輸入価格高騰により、燃料費調整額が値上げされた影響により、電気代が高騰している。一方で今後、太陽光などの再生可能エネルギーの普及により、電気代が安くなり、また日照時間や時間帯によって電気代が変動することが考えられる。
ダイナミックプライシングを実施することで、利用者は、充電料金の高い電力需要ひっ迫の時間帯を避け、充電料金が安い電力需要に余裕のある時間帯へ誘導できる。電力需要ひっ迫の回避をすることができ、また、充電利用の渋滞緩和に繋がる効果が期待できる。電気代が高い時間帯や季節は充電料金を高く、安い時間帯や季節は安く設定することが可能だという。
1. 試行設置の概要
今回、東京都内のUR賃貸住宅として初めてEV充電設備付き駐車場をひばりが丘パーク
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