関東や九州を中心に60棟を超えるシェアハウスを運営するHidamari株式会社は、不動産の売買・賃貸・仲介事業をメインとする株式会社プライムレジデンシャルと共同で、2023年2月、福岡県福岡市早良区に空室化率の高い「テナントビルの空中階」を活用したシェアハウスをオープンした。

■背景
Hidamari株式会社ではこれまで福岡エリアでシェアハウス開発を行ってきた。今回は自社として初めてとなる、早良区のエリアで3階建てのテナントビルをシェアハウスとして運用を開始する。
テナントビルは1階は賃料が高いが、上の階にいくほど賃料が低くなっていく傾向にある。特に年数が経っているビルは顕著。また、最上階ではオーナーズルームであることも多く、部屋数は多いが玄関は一つなど、貸したくても貸しづらく活用に困っているケースも多くある。
今回オープンした「シェアハウスひだまり西新2」も、元々はオーナーズルームの仕様となっており、現オーナーが購入後2年間ほど空室となっていた。その空室をリノベーションしシェアハウス化した。


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