リゾート民泊施設を運営するmatsuri technologies株式会社は、別荘地リゾート民泊事業「S-villa」をさらに強化・拡大するため、フランチャイズモデルを展開する。
■取り組みへの背景
インバウンドや国内旅行の動きが回復してきており、観光庁も訪日客の消費額へ新しい目標を設定したこともあり、今後さらに観光市場は盛り上がっていくと推測される。
一方で、人口減少に付随する空き家問題も迫ってきており、不動産の運用方法の一つとして多くの人に選択肢として知ってもらい、活用してもらいやすくするため、フランチャイズモデルを展開し、加盟募集を開始することとしたという。
これまでコロナ禍を乗り越えた運用ノウハウや不動産の宿泊施設化など、同社が培った事業モデルや収支モデルをフランチャイズモデルとして加盟社へ提供していく。
■“S-villa”モデルの特徴
S-villaは、リゾート型宿泊施設のブランド事業。主に、別荘を宿泊施設として運用管理することで、貸別荘として物件の価値を再定義している。
【具体的なメリット】
・1年の中で物件を運用、管理する為、物件の老朽化を防止できる
・利益の創出により売却の際も、流動性が高まることとなる
・リノベ費用を同社で負担し、運用して得る利益から返済できるプランもある
・物件を利用しない時に貸し出す為、購買以外の層へアプローチできる
■加盟の概要
フランチャイズモデルへ加盟社として契約することで、保有している不動産を宿泊施設へと昇華し、物件の売却や運用など運用手法を増やすことができ、空室リスクへ対応できる。
実際に宿泊施設として準備し、営業するまでは多くのステップが存在する。そのため、加盟社に合わせて必要なサポートを同社が提案し、実施していく。
宿泊施設運営の需要に対応した運営代行サービスでは、不動産を保有し続けることが前提となっている。一方で、同フランチャイズモデルでは、不動産売却まで見据え、売却後も収益が発生するモデルとなっている。
【こんな人におすすめ】
・地方で不動産業を営みながら、新しい事業の展開を増やしたい事業者
・不動産の運用手法を増やしたい事業者
・別荘を扱っており、従来の運用に加えてもう一つの展開を加えたい事業者
【サポート内容例】
・購入物件の選定サポート
・インテリアコーディネート
・ライセンスの申請業務
・宿泊マーケティング
・物件の収支アドバイス
・定例ミーティング(勉強会)
・売却活動における買主様のセッティング
■フランチャイズの特徴
加盟社が不動産取得後に得られる収益として、不動産の売却益、宿泊施設として運営した期間の運営収益、不動産売却後の物件管理の収入を見込んだモデルとなっている。
そのため、今までと違う運用手法を用いた事業の展開を後押しするものとなり、現在保有している物件や今後取得予定の物件において、運用手法を変えてみたい物件だけでなく、今まで取り扱うことができなかった物件など、選択肢が広がる可能性を秘めている。
フランチャイズへの加盟や問合せはこちら
◎matsuri technologies株式会社
■リゾート型宿泊施設“S-villa”シリーズ
S-villaは、地方の別荘を貸別荘として提供している。現在は、那須、伊豆、軽井沢、九十九里などの地域を中心に展開中。
宿泊する人は、1棟を貸切ることができるため、家族や友人とプライベートな空間で過ごすことができる。また、施設によっては、ペット可であったり、地元の食材でBBQを楽しむことができる施設となっている。
健美家編集部