2015年の公示地価で東京23区の住宅地の地価動向を見ると、都心3区(千代田区、港区、中央区)の価格の高さがずば抜けていることがよく分かる。uあたり200万円以上の地点は6カ所あるが、その内訳は千代田区4、港区2。圧倒的である。
ちなみにその6カ所とは
千代田区六番町6-1(315万円)
港区赤坂1-14-11(297万円)
千代田区三番町6-25(243万円)
千代田区九段北2-3-25(228万円)
港区南麻布4-9-6(219万円)
千代田区平河町2-4-13(205万円)
となっており、それに比べると中央区は比較的手ごろとも言える。
といっても、6カ所のいずれもが5〜6%以上値上がりしており、もっとも上がった佃3-3-9(156万円)では9%ものアップ。東京五輪を睨んで開発が相次いでいるエリアだけに期待度も高いというわけだ。湾岸では江東区でも豊洲4-11-30(51万5000円)が7.5%と同区内でトップの上昇率となっている。
都心3区以外では渋谷区、目黒区、世田谷区、大田区などの値上がりが目立つところ。印象的なのは、かつてのお屋敷街より、駅に近い立地の地価のほうが高くなっている点。
たとえば世田谷
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