
国土交通省が3月22日に発表した今年1月1日時点の公示地価は、全国全用途平均が0.6%、住宅地が0.5%、商業地が0.4%といずれも2年ぶりに上昇に転じた。
三大都市圏を見ても東京圏・大阪圏・名古屋圏のいずれの圏域も2年ぶりに上昇に転じた。地方圏も同様に2年ぶりの上昇となり、地方四市(札幌・仙台・広島・福岡)は上昇を継続し、その上昇率がいっそう拡大した。
全国的に新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に緩和される中で回復傾向が見られる。調査地点数は前年と同じ、全国2万6000地点だった。
商業地下落幅が縮小に。
全国最高価は16年連続で東京・銀座
全国の最高価格は東京・銀座4丁目の「山野楽器銀座本店」で1u当たり5300万円(1.1%下落/前年7.1%下落)となり、16年連続で1位となった。
大阪圏の最高価格は2年連続で大阪市北区の「グランフロント大阪南館前」(2210万円、3.5%下落/前年8.4%下落)だった。
名古屋圏の最高価格は、15年連続で名古屋市中区の「ミッドランドスクエア」(1850万円、1.6%上昇/前年1.6%下
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