LIXIL住宅研究所が20代から60代までの既婚女性を対象に行った「賃貸住宅の不満に関する調査報告」によると、全体の7割半、アパート居住者の約8割が「住宅の機能性に不満点がある」という厳しい結果が出た。
具体的な不満点で最も多かったのは「上階の足音や声が響く」で27.5%。次いで「断熱効果が弱く、夏暑く、冬寒い」が24.8%、「風通しが悪く、湿気がこもり、カビが生えやすい」が23.6%、「壁が薄いため、隣室や外の音がうるさく、室内の音も外にもれる」が23.1%)となっており、これら4項目の割合はそれほど大きくは変わらない。いずれも建物の性能そのものに対する不満である。
では、その不満を解消するために引っ越しを考えているかどうかの質問については「すぐにでも引っ越ししたいと思っている」が17.1%、「次の更新の際に引っ越ししたいと思っている」が18.1%となった。3分の1以上の人が遅くとも次の更新までには引っ越すつもりがあるという結果だ。
さらに賃貸物件を選ぶ際の必須条件を複数回答で聞いたところ、最も重要とされたのは「
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる