インターネットで「各種不動産評価」と「各種地価マップ」の情報を提供するタス(東京都中央区)は3月30日、賃貸住宅市場の1月期の空室率状況を公表した。首都圏を見ると、東京都の空室率は、昨年12月と比べてプラス0.15ポイント上昇し11.56ポイントとなった。1年前との比較では0.26ポイントアップと空室率上昇トレンドを描いている。東京23区は11.56ポイント(前月比プラス0.15ポイント)だった。
物件タイプ別で見ると、マンション系で空室率が上昇傾向にある一方で、アパート系は空室率が低下傾向だった。データに占めるアパート割合は、東京都全域で19.06%、東京23区が16.04%、東京支市部が33.15%となっている。
入居者の募集期間は、東京全域も東京23区もともに2.91カ月、東京市部が2.90カ月だった。
神奈川県の空室率は15.51ポイントで前の月に比べてプラス0.07%と若干上昇した。マンション系は前月比・前年同月比ともに1%を切る水準の上昇率にとどまるが、アパート系は1年前との比較で3.77%ポイントと大幅に上がっている。データに占めるアパート比率は50.88%と半数に達する。神奈
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