不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営する株式会社タス(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:尾暮 敏範 以下、同社)が、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2017年7月」を発表。その結果を見ると、東京23区の内でも、山手線の内側と外側で状況が分かれていることがわかる。その要因や今後の見通しについて、同社の担当者に話を聞いてみた。
- 東京市部や周辺の県では、賃貸市況は上昇トレンド
「2017年第1四半期 1都3県賃貸住宅市況図」については、前回調査(2016年第4四半期期)と比較すると、市況については、墨田区が「やや良い」→「悪い」、豊島区が「良い」→「やや良い」と悪化したものの、千代田区や文京区、北区についてはそれぞれ好転。そのほかのエリアは変化なしという結果となった。
また、トレンドが上昇を示す地域は14から15地域と、前回調査からほぼ横ばいながら、下降を示す地域は9 から6地域へと減少。「年度末で賃貸物件が大きく動く時期だが、東京市部や周辺の県ではトレンドが上昇を示しており、好転の兆しがみられる」としている。
- 市況が「良い」「やや良い」は山手線内側のエリア
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