不動産・住宅ポータルサイトHOME’Sを運営するネクストが行った「買って住みたい街」と「借りて住みたい街」調査によると、重なる部分はあるものの、借りて住みたい街のほうが利便性が最優先される傾向があることが分かった。
同調査は2015年1月に行った3年以内の住宅購入を考えている人への調査と掲載物件のうち、賃貸部門で問合せ数が多かった駅を集計したものを比較したもの。まず、買って住みたい街では吉祥寺、横浜、武蔵小杉がベスト3となっており、以下、中目黒、川越、品川、新宿、中野などと続く。基本的には利便性が高い街が中心にはなっているものの、購入を考えると住環境の良さ、価格の手頃さなども考慮されるのであろう、4位に川越が入っていることに始まり、特に10位以下では和光市(12位)、町田(14位)など郊外の街も上がってきている。

ところが、借りて住みたい街となると、もちろん賃料は検討時の大きな条件とはなるものの、購入時ほどシビアではなく、そのためもあり、基本は利便性から街が選ばれる傾向が強い。
具体的にランキングに上がっている街としてはトップ3に池袋、武蔵小杉、吉祥寺が入り、以下、高
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