この春の引っ越しでは、長引くコロナ禍で在宅時間が伸び、住まい選びに大きな変化があったようだ。マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティングが、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女(24,096人)を対象に、2020年1月から2021年3月調査時点で引っ越しをした、または引っ越し予定の1,000人を対象に行った調査結果を発表した。
就職や進学、結婚を抑えて、
引っ越し理由のトップは「今より良い物件を見つけた」
これまで引っ越しの理由のトップ3は、「結婚」「入学・進学」「就職」であった。クロス・マーケティングが2019年に行った調査では、引っ越しの理由として、結婚が28%、入学・進学が24.6%、就職が21.3%との結果になっていた。
それがコロナをきっかけに、大きな変化が見られている。実際に引っ越ししたきっかけとしては「今よりも良い物件を見つけたから」が19%でTOPになった。「結婚」との回答は12%、入学・進学は7%、就職は7%と、2019年から大きく減少している。
これまで
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