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「1件も内見せずに部屋決めた」23%と最多、コロナで激変する部屋探し! 「良い物件見つけた」が引っ越し理由のトップ

調査/賃貸市場 ニュース

2021/04/10 配信

この春の引っ越しでは、長引くコロナ禍で在宅時間が伸び、住まい選びに大きな変化があったようだ。マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティングが、全国47都道府県に在住する20〜69歳の男女(24,096人)を対象に、2020年1月から2021年3月調査時点で引っ越しをした、または引っ越し予定の1,000人を対象に行った調査結果を発表した。

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今年の引っ越しに関するアンケートから、引っ越しの理由や、部屋探しの方法などに、大きな変化が見られる。

就職や進学、結婚を抑えて、
引っ越し理由のトップは「今より良い物件を見つけた」

これまで引っ越しの理由のトップ3は、「結婚」「入学・進学」「就職」であった。クロス・マーケティングが2019年に行った調査では、引っ越しの理由として、結婚が28%、入学・進学が24.6%、就職が21.3%との結果になっていた。

それがコロナをきっかけに、大きな変化が見られている。実際に引っ越ししたきっかけとしては「今よりも良い物件を見つけたから」が19%でTOPになった。「結婚」との回答は12%、入学・進学は7%、就職は7%と、2019年から大きく減少している。

これまでは主流であったライフイベントに伴う引っ越しが、コロナ禍で抑制され、その代わり、在宅時間が増えたことで、よりよい住環境を求めて、部屋探しをする動きがあることが読み取れる<図1参照>。

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コロナ禍での引っ越し状況。引っ越しの内訳、引っ越し時のコロナの影響有無、引っ越ししたきっかけ 出典:株式会社クロス・マーケティング 引っ越しに関する調査(2021年3月度)

店舗で部屋探しする人は大幅減
オンライン内見の利用者は32%と急増!

部屋探しの方法にも大きな変化が見られる。物件探しの際に 「不動産会社の店舗に行く」と回答した人は、コロナ流行前の2019年の調査時では、63.2%だったのが、今回は20%近く減少し、45%との結果になった。一方で、「物件検索のWebサイトを見る」と回答した人は、2019年時の30.3%から20%近く増加し、49%と最多となった。コロナ禍で、外出自粛が要請されたことに加えて、オンライン内見や、360度カメラなどのオンラインサービスが急速に広がったことも影響しているのだろう。

オンライン内見や360度カメラといったなんらかのオンラインサービスを利用した人は全体の32%に上っている<図2参照>。

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コロナ禍での物件探し、オンラインサービスの利用実態 出典:株式会社クロス・マーケティング 引っ越しに関する調査(2021年3月度)

さらに驚くべきは、内見件数である。「1件も内見せずに部屋を決めた」が23%と最も多い結果となった。ついで1件が20%、2件が19%とつづく。外出自粛の影響もあるだろうが、内見せずに、部屋を決める人が4人に1人の割合でいることになる。それだけ、オンラインだけで、部屋の概要が分かるようになったとも考えられる。

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実地内見件数 出典:株式会社クロス・マーケティング 引っ越しに関する調査(2021年3月度)

物件に求める条件のトップは「予算内の家賃」
2位が「部屋の広さ」、3位が「間取り(52%)」

物件に求める条件についても、コロナの影響が色濃く出る結果になっている。物件に求める条件の1位は、「予算内の家賃(77%)」、2位「部屋の広さ(64%)」、3位「間取り(52%)」である。コロナ流行前の2019年調査で、3位だった「駅からの徒歩分」は今回4位になった<図3参照>。

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<図3>物件に求める条件 出典:株式会社クロス・マーケティング 引っ越しに関する調査(2021年3月度)

リモートワークやオンライン授業などで家にいる時間が増え、交通機関を利用する機会が減ったことが影響しているのだろう。その分、在宅時の快適さをより重視する人が増えているのだろう。

物件に求める設備・サービスについては、エアコン(40.3%)、室内洗濯機置き場(29.7%)、お風呂の追い炊き(25.4%)、モニター付きインターフォン(22.5%)、温水洗浄便座(22.3%)がトップ5に上がっている。

コロナ禍らしい、印象的なエピソードも下記のように集まっている。

「リモートワークが増え、地方の物件が取られてしまい、希望の物件が見つからず苦労した」
「重要事項説明がオンラインだった」
「内見は一人で見るかたちで、案内してくれなかった」

一部の地域では、「希望の物件がない」といった声も寄せられている。コロナ禍での部屋探しの需要をぜひくみ取っていきたいものである。

健美家編集部(協力:高橋洋子)

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