大手総合不動産サービス・投資運用会社であるコリアーズは、本日、「大阪オフィスマーケットレポート|2022年第1四半期(1‐3月期)大阪中心部・グレードAオフィス 」を発表した。同レポートは、コリアーズ・ジャパンが、大阪市のグレートAオフィスビル※1の賃貸オフィス市況と今後の見通しについて、独自に収集したデータに基づいて分析したもの。
大阪市中心部のグレードAオフィスビルにおいては、2010年代後半から賃料の上昇が続いていたが、上昇ペースに鈍化がみられ始めた。2022年および2024年には大きな新規供給量が見込まれ、今後3年間の年平均供給量は過去5年間の平均の475%に上ることから、テナント誘致活動の本格化に伴い、需給バランスが変化することが予想される。
■新規供給と需要の動向: 新規供給の増加による需給バランスの変化が懸念
2022年の新規供給量は過去5年間で最大となる見込み。2024年には、市内中心部で大規模ビルの竣工が複数見込まれ、予定される供給量は2022年をさらに上回る。今後は、これらの開発プロジェクトのテナント誘致活動が活発化することが予想される。
■空室率と賃料トレンド:賃料は上昇
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