リクルート住まいカンパニーは5月9日、3月に実施した「住まいの買いどき感」調査をまとめた。「買いどき」と感じている人は19.3%で、昨年12月の前回調査に比べ3.3ポイント増えて19.3%だった。住み替えとリフォームの検討者がともに買いどき感が増加しており、住宅検討者全体では44.2%に上っている。理由は「金利が下がりそうだから」(28%=前回2.3%)や「お金が借りやすいから」(29.6%=同14.2%)が大幅に上昇している。
住み替え検討者の買いどき感が上昇しており、タイプ別で見ると、「中古戸建て」が前回調査に比べ5.6ポイント増え42%、「中古マンション」が40.2%(同4.1ポイント増)、新築マンションが43.6%(4.8ポイント増)などとなった。
ただ、買いどきだと感じた人の過去3カ月に購入に向けてなんらかのアクションを起こした人は40.4%で前回の調査から4.2ポイント減っている。年代別では一次取得者のメーンなるべき30代が8.9ポイント減と最も落ち込み、40代(同4.6%減)が続いた。
買いどき感は増えたのに購入に向けた行動をとった人が減っている。こうした矛盾の背景には、住宅価
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