野村不動産アーバンネットが「不動産投資に関する意識調査」をまとめたところ、投資用物件は「買い時だと思う」(32.7%)と「間もなく買い時が来ると思う」(21.3%)を合わせて54%と半数を超えたが、前回の調査(15年5月)から2.3ポイント下落した。ただ、「間もなく買い時が来ると思う」の回答だけ見ると、前回調査に比べて5.1ポイント増加増えている。
今後1年の不動産価格の予測について、「横ばいで推移する」(51.1%)が16.5ポイント、「下がる」(18.1%)が8.3ポイントとそれぞれ増えており、「上がる」は前回調査比24.8ポイント減少の30.8%となった。
超長期の展望としての物件は「買い増しを検討したい」が最も多く59.1%(同4.6ポイント増)となった。過去3年間に投資用物件を売却したのは26%(同1.7ポイント増)で、「不動産価格が上昇したから」(56.6%)が12.9ポイントと最も増えた。
健美家編集部