「家を購入したあとに転勤を命じられた!」。せっかくマイホームを手に入れたのに一度も住まずに転勤するのは嫌だ、と駄々をこねるわけにもいかずサラリーマンとしての宿命を受け入れる人がほとんどだ。こうしたケースの心理状況を知る上での調査結果がこのほど発表された。
住宅情報大手のアットホームが既婚サラリーマン男性598人を調べた。住宅を購入した後に転勤を命じられた人がどうしているかアンケートしたところ、単身赴任が43.3%で非単身赴任が56.7%と、家を購入したのに家族が転勤先について来てくれる。妻と子どもから見捨てられていないんだな…とうれしい?結果が半数を超えている。この非単身赴任者の購入した自宅の対応について、「売却」(37.5%)と「賃貸」(26.8%)で約65%を占めた。「空き家にしている」との回答も1割程度いた。
転勤で引っ越しとなったものの、「住宅を購入して良かった」は77.8%と購入を後悔している人が少ないのも特徴だ。単身赴任者では「良かった」が88.8%に達する。単身赴任者の自宅に帰る頻度は「月に1回」が30.9%で最も多い。
住宅購入後の転勤命令で夫婦仲についても聞いたところ、「単
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