マンションや戸建住宅など不動産の売買にはそれなりの決断力が必要である。「いま売って良いのか?」「今は売り時ではないのでは?」などと迷う。
不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を運営するシースタイル(東京都中央区)では、「不動産売却のパートナー選び」について調査したところ、売却の相談相手は「夫婦」の50.8%に次いで「誰にも相談しない」が31.4%だった。不動産の売却経験や意志のある人(30〜60代)を対象に調べた。
売却経験の人が決めた不動産会社の決め手については、「信頼できる営業担当」「地元の不動産事情に詳しい」がともに58.3%で同率1位となった。3位の「知名度」(42.3%)や、目先の査定価格よりも信頼・経験を重視していることがあらためて浮き彫りとなった。
売却に向けた行動についても聞いたところ、売却経験者は、「不動産会社と直接面談」(46.5%)したのに対し、売却を考えている人は、「価格やネットで調べた」(58.8%)と「ネット査定依頼・問い合わせ」(46.3%)の2つが突出して高かった。
健美家編集部