京都の不動産相場が熱い。最高価格7億円超の分譲マンションが供給されそうだ。
事業主は三菱地所レジデンス。物件名は「ザ・パークハウス 京都鴨川御所東」。記事によると専有面積がいちばん広い住戸は287平米。恐らくその住戸が7億円超となる見通しだ。坪単価は約800万/坪。
場所は京都御苑と鴨川に挟まれ、鴨川に面した敷地。東側には鴨川と大文字が見える絶好のロケーションである。鴨川に面するマンションの供給はなんと11年ぶりとの事。
バブルの時のように、中心部の高額事例につられて同心円上に中古相場が急伸していることはないが、京都市内中心部、いわゆる「田の字地区」およびその近接エリアはの高騰はおさまる気配もない。賃貸利回りもあまり良い数字を望めない状況になっている。この7億円超の物件、過熱気味である京都中心部の相場を象徴的するニュースといえる。
健美家編集部(協力:田中和彦)